2020年8月13日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、オーストラリアの留學(xué)環(huán)境が悪化しており、中國(guó)人留學(xué)生が憂慮を抱いていると報(bào)じた。

記事は、オーストラリア內(nèi)務(wù)省が先日発表したデータで、今年4月以來3カ月連続で月間學(xué)生ビザ申請(qǐng)數(shù)が5000件を割り込み、中でも5月は前年同期比88％減の大きなマイナスになったと紹介。その最大の原因は新型コロナウイルスの流行であるとする一方、「新型コロナが留學(xué)環(huán)境悪化の唯一の原因ではない」とし、教育業(yè)界からは憂慮の聲が出ていると伝えた。

そして、オーストラリア経済の悪化が雇用狀況を厳しくしており、留學(xué)によって現(xiàn)地の就労ビザや永住権を取得することが難しくなったとしたほか、中豪関係の悪化も中國(guó)人留學(xué)生の減少の一因となっており、中國(guó)國(guó)內(nèi)経済の回復(fù)と相まってオーストラリアへの留學(xué)を取りやめ、中國(guó)國(guó)內(nèi)で學(xué)ぶ選択をする中國(guó)人學(xué)生が増えていると説明した。

さらに、オーストラリア政府が高等教育政策に力を入れていないことも留學(xué)環(huán)境悪化の理由の1つであると指摘。教育相が先日打ち出した教育改革案も、高等教育において國(guó)內(nèi)の學(xué)生を優(yōu)先する方針が取られ、留學(xué)生へのサポートを軽視する內(nèi)容だったとしている。

記事は、もともとサウスウェールズ大學(xué)への留學(xué)を計(jì)畫していたものの、現(xiàn)在実際に行くかを躊躇しているという中國(guó)人學(xué)生が「オーストラリア政府の中國(guó)に対する非友好的な態(tài)度により、現(xiàn)地の人から中國(guó)人への差別を受けるのではないかと心配だ。特に、新型コロナによって差別感情はさらに深刻化している」と心境を吐露したことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）