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仏國際放送局RFIの中國版は26日、「新型コロナウイルスによって中國が米國の覇権的地位に取って代わるかもしれない」と題した記事を掲載した。
仏國際放送局RFIの中國版は26日、「新型コロナウイルスによって中國が米國の覇権的地位に取って代わるかもしれない」と題した記事を掲載した。
記事によると、仏紙ル?モンドのコラムニスト、フィリップ?バーナード氏は、第一次世界大戦で米國が歐州に代わって世界一の大國になったとすれば、新型コロナウイルスによって中國が米國に代わって世界トップになる可能性が高いと見ている。記事は、「結(jié)論付けるには時(shí)期尚早だが、もはやこの問題が出ても仰天する人がいないということが、この問題(の現(xiàn)実味)を十分に説明している」と指摘。米國の歴史學(xué)者、ハル?ブランズ氏は、「2008年のリーマン?ショックで米國は世界のリーダーとしての地位を厳しく問われ、中國が米國に対抗し始めることになった。そして、今日の米國政府の新型コロナウイルスをめぐる悲慘な対応は世界の舞臺(tái)での信頼を完全に失わせうる」と懸念しているという。
記事は、「バーナード氏も中國のマスク外交を過度に重視してはいけないと警告している。中國がこうした行動(dòng)を取っているのは、新型コロナウイルスの流行初期に対策を取らず、世界中にウイルスをばらまいた責(zé)任を外部から問われないようにするためだ。実際に中國で爆発的感染拡大が起こり始めたころ、歐州連合(EU)は中國に50トンもの支援物資を送った。武漢からの移住者が住む80以上の國々が、武漢に支援物資を送った。しかし、これらの支援物資には誰も(外交だと)言及しない。新型コロナウイルスによって歐米経済は著しい衰退の危機(jī)に陥った。米國は自身の安全を保証できず、歐州や他國に構(gòu)う暇はなかった。そして、中國がイタリアや東歐で影響力を拡大するチャンスを與えた」とした。
米中のウイルスの発生源をめぐる対立については、「米國の人種差別も取り上げられて論爭が激化し、勝敗がつかない」と説明。さらに、「中國政府は(米國の人種問題以外にも)重要な切り札を持っている。中國は世界の物品の供給を掌握しており、米國の消費(fèi)者が使っている抗生物質(zhì)の97%は中國産だ。しかし、新型コロナウイルスが引き起こした米中の冷戦は始まったばかりで、最後に誰が生き殘るのかは今のところ予測しづらい」とした。(翻訳?編集/毛利)
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