2020年3月27日、中國の孔鉉佑?駐日大使が日本記者クラブで會見し、中國経済は新型コロナウイルス感染によって深刻な影響を受けるのは避けられないと認(rèn)めた上で、「中國本土では既に蔓延を食い止め、経済活動を整然と再開、正?；驀恧盲皮い搿工戎刚?。中國経済の主な原動力は消費(fèi)であり、その割合は昨年の57．8％から今年には60％に拡大すると明かした。「健全な発展に自信を持っており、（所得向上や貧困層撲滅などを謳った）13次5カ年計(jì)畫（2016?2020年）の目標(biāo)達(dá)成は可能」との見方も示した。

さらに、「短期的には新型コロナウイリスによって経済成長は抑制されているが、感染が終息すれば14億人の消費(fèi)により中國経済は力強(qiáng)く復(fù)活する」と強(qiáng)調(diào)。今回の新型コロナウイリス禍の局面で、無人店舗、オンライン教育、新エンタテインメント、AI（人工知能）、5G（次世代通信規(guī)格）、EV（電気自動車）、ビッグデータなど新しい経済の形態(tài)が生まれており、巨額投資と相まって、「成長エンジン」になり得ると見通した。

孔大使は新型コロナウイルスの中國での感染は減速傾向にあると指摘?！钢袊就沥胃腥緬埓螭匣镜膜苏跀啶扦俊工趣握J(rèn)識を示した。その上で「直面している?yún)棨筏ふn題は海外からの流入感染である」とし、中國が実施している入國制限について「感染癥の流入を食い止めるためだ」と理解を求めた。

新型コロナウイリス感染が歐州各國や米國など世界全體に感染が拡大しているため、「ニーズのある國?地域に専門家を派遣し、感染癥対策の交流を進(jìn)めている」と言明、國際社會と全面的に協(xié)力したいとの考えを示した。「中國は一つの大都市、省が一つの國家を支援する方式で臨んでいる」と説明した。

日本の自治體や企業(yè)が當(dāng)初中國にマスクなどを送った支援にも觸れ「両國の國民感情は好転し、絆が強(qiáng)くなった」と謝意を示した。その上で、中國政府による様々な対日支援に言及。日本で品不足が続くマスクに関し「中國メーカーが生産能力を回復(fù)させ、日本に輸出するよう調(diào)整を急いでいる」と明かした?！?/p>

新型コロナの影響で4月に予定されていた習(xí)近平國家主席の新たな來日時期については、「最もいいタイミングと環(huán)境のなかで実現(xiàn)したい。（両國で）意思疎通を図っている」と説明した。

このほか、コロナウイルスの呼稱や発生源をめぐって応酬が展開された米中関係について、孔大使は「発生源がどこかは専門家の間では定説がない。専門家以外のいかなる議論も今は意味がない」とし、人類共通の敵、ウイルス退治に各國が協(xié)力して取り組むべきだと訴えた。

さらに「中國と米國の関係は最も重要な2カ國であり、（國際社會で）果たすべき責(zé)任がある。互いに手を攜えて相互信頼を醸成し誠意ある努力をすべきだ」と強(qiáng)調(diào)、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)と習(xí)主席が電話會談により緊密な意思疎通を図ったことを明らかにした。(八牧浩行）