2020年4月22日、仏國際放送局RFIは、世界各國で中國から送られた醫(yī)療物資の品質(zhì)が問題になっている中で、中國商務(wù)部が品質(zhì)問題に関わる「異例の聲明」を発表したと報じた。

記事によると、商務(wù)部は21日に公式サイト上で「近頃、企業(yè)や市民より『商務(wù)部対外貿(mào)易司が、イタリアなど15カ國?地域向けの醫(yī)療用マスク、防護服など醫(yī)療物資を生産、輸出する企業(yè)5社を指定した』との情報が寄せられているが、対外貿(mào)易司のイメージや通常業(yè)務(wù)に極めて悪い影響を生んでいる」との聲明を発表した。

同部は聲明の中で「対外貿(mào)易司はこれまで5社に対して醫(yī)療用マスク、防護服などの醫(yī)療物資の輸出を指定する文書を発行していない。対外貿(mào)易司の許可を得ず、その名をかたって企業(yè)に生産ラインや材料を提供したり、企業(yè)と契約して保証金を収受したり、國家機関の威信を損ねる行為を働いたりした場合、関係當局に通報するとともに、法的責(zé)任を追及する権利を留保する」とした。

聲明はまた、企業(yè)や市民に対して同司の名前をかたった詐欺行為によって損害を被らないように注意するよう呼び掛けている。（翻訳?編集/川尻）