新型コロナウイルスによる肺炎のため29日に他界したタレントの志村けんさんについて、生前に交流のあった臺(tái)灣の人気タレントの胡瓜（フーグア）が思い出を語っている。

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數(shù)々のお笑い番組が臺(tái)灣でも長年にわたって人気だった志村けんさんは、このほど新型コロナウイルス感染を公表して東京都內(nèi)の病院で治療を受けていたものの、29日夜に亡くなった。臺(tái)灣でも日本とほぼ同時(shí)に速報(bào)が流れ、SNSでは多くの人々が悲しみの聲を上げている。

臺(tái)灣の人気司會(huì)者でタレントの胡瓜は、仕事を通じて志村さんと知り合い、臺(tái)灣を訪問した志村さんと食事も共にしている。訃報(bào)を受けて臺(tái)灣メディア?中央社のインタビューに答えた胡瓜によると、1980～90年代にかけて放送された人気バラエティー番組「鑽石舞臺(tái)」が志村さんの會(huì)社のサポートを受けていたことで知り合い、志村さんのコントの大道具が非常によくできているため、日本へ學(xué)びに行ったこともあるという。

志村さんとは90年代に臺(tái)灣へやって來た時(shí)、何度か食事を共にしたことも。胡瓜によると、コメディアンにはシャイな人が多いが志村さんもそのタイプだったといい、しかし話が弾むとサービス精神たっぷりに場(chǎng)を盛り上げてくれたという。臺(tái)灣料理はどれも気に入っていた様子で、中でも干し梅を入れて飲む紹興酒が大好き。仕事については「非常に厳しく一生懸命」であり、「志村さんは天性の勘が優(yōu)れているので、笑いのテンポがすばらしかった」とも語っている。

なお「鑽石舞臺(tái)」では、志村さんの人気キャラクター「ひとみばあさん」へのオマージュとして「陽婆婆」という同じく高齢女性のキャラクターが登場(chǎng)。放送當(dāng)時(shí)は子どもからお年寄りにまで大人気のキャラクターだった。（Mathilda）