2020年3月30日、米華字メディアの多維新聞は、新型コロナウイルス感染癥の流行狀況について、「中國は2度目の感染爆発に備えた準(zhǔn)備を進(jìn)めている」とする記事を掲載した。

記事が米誌タイムの報(bào)道として伝えたところによると、世界保健機(jī)関（WHO）のブルース?エイルワード事務(wù)局長補(bǔ)は先頃、「中國には2度目の感染爆発の出現(xiàn)を懸念する理由が絶対にあり、こうした狀況への準(zhǔn)備をすでに進(jìn)めている」と表明した。同氏は、「中國各地を視察した際に驚くべき事情を見つけた」と話し、癥例が急速に減少している地域でも人工呼吸器を購入したり病院のベッド數(shù)を増やしたりする動(dòng)きがあることを指摘したという。

記事はまた、英ロイターの報(bào)道を引用する形で、中國國家衛(wèi)生健康委員會(huì)の米鋒（ミー?フォン）宣伝司副司長の「感染癥の國內(nèi)での広がりが『基本的に停止』する中、輸入性癥例が感染の第2波を引き起こす恐れがある。旅行制限の緩和も國內(nèi)のリスクを高めるだろう」との指摘を伝えた。記事は、「旅行制限の取り消しに伴い、無癥狀の癥例への懸念も高まる」としている。（翻訳?編集/野谷）