2020年4月1日、鳳凰網(wǎng)は、山東省青島市で外國人が新型コロナウイルス検査の列に割り込んだ上、「中國人は出ていけ」と叫ぶトラブルが生じたことを報(bào)じた。

記事によると、同市內(nèi)にある衛(wèi)生サービスセンターで1日、市民が列に並んで新型コロナウイルスのPCR検査を待っていたところ、外國人3人が突然列に割り込んだ。動(dòng)畫には一部始終が映っており、不満を覚えた市民らが「なんで彼らは（割り込んで）良いのよ」「通報(bào)しよう」などと聲を上げている。撮影した女性によると、検査の擔(dān)當(dāng)者は「外國人にメンツを」などと言い、割り込みをとがめなかったという。

その後、列の先頭にいた男性から割り込みをとがめられた外國人の1人は、後ろにいた男性が手に持っていた資料をひったくって投げ捨て、英語で「中國人は出ていけ」などと叫んだ。

この件が物議を醸すと、同日夜に現(xiàn)地の衛(wèi)生局が市民に謝罪するとともに、管理を一層強(qiáng)化する意向を示した。記事によると、當(dāng)局が現(xiàn)在捜査を進(jìn)めており、「中國人、外國人を區(qū)別することなく法に基づき処置を行う」としているという。

外國人が中國國內(nèi)で起こしたトラブルについて中國のネットユーザーは「われわれが求めるのは、外國人の謝罪だ」「中國の領(lǐng)土で外國人が『中國人は出ていけ』ってメチャクチャだろ」「この外國人を國外退去処分にせよ」など、怒りのコメントが殺到している。（翻訳?編集/川尻）