中國紙?環(huán)球時報(bào)は1日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に関連し、「倒産?失業(yè)ラッシュが世界を席巻、各國が経済対策導(dǎo)入」とする記事を配信した。

記事はまず、「新型コロナウイルス感染癥の流行が世界経済の成長にブレーキをかけている」とした上で、世界銀行がこのほど発表したリポートで「アジア太平洋地域で數(shù)百萬人を貧困に追い込む可能性がある」と警告したことや、米國ラグビー協(xié)會が破産を申請したこと、米百貨店メーシーズが従業(yè)員12萬5000人の大半を一時帰休させると発表したこと、さらにはタイの観光業(yè)に貢獻(xiàn)してきたゾウ2000頭まで失業(yè)を迫られていることなどを取り上げた。

さらに、日本では學(xué)生が就職の內(nèi)定を取り消されるケースが出ていることや、米國では第2四半期に4700萬人が職を失い、失業(yè)率は1948年以降で最も高い32％に跳ね上がるとの見通しがあること、野村信託銀行が今年の英國の國內(nèi)総生産（GDP）について13．5％落ち込むと予想していることや、ドイツの政府経済諮問委員會も今年のGDPについて最大5．4％落ち込む可能性を指摘していることなどを紹介した。

その上で、「各國政府は、新型コロナウイルスの流行による経済への影響を緩和するため、重量級の経済対策を打ち出している」と指摘。日本では安倍首相がGDPの1割以上、5000億ドル（約53兆円）に迫る規(guī)模の経済対策を目指していることや、ドイツ政府が1560億ユーロ（約18兆円）の緊急補(bǔ)正予算を可決しようとしていること、米國政府は家計(jì)支援として3週間以內(nèi)に大人1人に最大1200ドル（約13萬円）、子どもには500ドルを支給するほか、新型コロナウイルスの悪影響を抑えるための2兆ドル（約216兆円）の景気刺激策に続いて、次の段階の景気刺激策の作業(yè)を開始したことなどを伝えた。（翻訳?編集/柳川）