中國(guó)銀行行員、巨額橫領(lǐng)し家族で海外逃亡―香港メディア

2007年5月11日、香港メディアは中國(guó)銀行瀋陽(yáng)分行で巨額橫領(lǐng)事件が発覚したと伝えた。

【その他の寫真】

2000年12月、中國(guó)銀行瀋陽(yáng)分行副銀行長(zhǎng)李容疑者と同行貸付擔(dān)當(dāng)主任ら6?7名の銀行員は、現(xiàn)地の個(gè)人企業(yè)世紀(jì)華融集団社長(zhǎng)孫容疑者と結(jié)託。銀行內(nèi)の帳簿?伝票?記録などを操作し、これまで判明しているだけでも1．9億元（28億5000萬(wàn)円）の巨額の現(xiàn)金を橫領(lǐng)していたという。実際に彼らにより中國(guó)銀行から橫領(lǐng)された金額は、これをはるかに上回り予想もつかない額だと言われている。

昨年10月に事件は発覚していたが、當(dāng)時(shí)副銀行長(zhǎng)の李容疑者はすでに銀行を退職、家族全員を連れてアメリカへ逃亡した後だったという。現(xiàn)在、孫容疑者とその他の容疑者の銀行員に対する取調(diào)べは続いており、事件の全貌解明に努めているもよう。

なお、この事件に関し、中國(guó)銀行と公安當(dāng)局は徹底した沈黙を守っているという。（翻訳/編集本郷智子）