2013年11月22日、南京市の戸籍人口のうち、すでに5人に1人は高齢者だ。今年末の時(shí)點(diǎn)で、同市に住む60歳以上の高齢者の數(shù)は、総人口（636萬人）の21％にあたる120萬人以上に達(dá)するとみられる。さらに細(xì)かく見ると、「第1世代一人っ子」の両親の數(shù)は40萬人を上回る見込みだ。揚(yáng)子晩報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

南京市民政局によると、昨年12月末の時(shí)點(diǎn)で、南京市の戸籍人口は636萬人、うち60歳以上の高齢者は116萬1800人に達(dá)し、全市総人口の18．23％を占めた。部隊(duì)所屬者および大學(xué)在籍者の計(jì)約100萬人を差し引いた場合、高齢者が全市人口に占める割合は21％を上回る。つまり、南京市民の5人に1人はお年寄りという訳だ。高齢化率が年平均4ポイントから5ポイント上昇している狀況から見て、今年末には南京の高齢者人口は120萬人を突破する見込み。

関連データによると、1995年の南京市の高齢者人口は34萬2000人、全市総人口に占める割合は12．4％だった。2000年末には高齢者人口は40萬人を上回り、全市総人口の14．4％を占めた。関連部門は、「南京市の高齢者人口のピークは2040年代に現(xiàn)れる」と予測している。

○増える「要介護(hù)」「獨(dú)居」「空の巣」高齢者

南京に住む約120萬の高齢者のうち15％は、身の周りのことが全くもしくは部分的にできない「要介護(hù)?要支援」の狀況にある。つまり、子供や専門の介護(hù)者によるサポートがないと生活できない高齢者は18萬人に上る。南京市民政局社會福祉サービスセンター擔(dān)當(dāng)者は、「當(dāng)センターは昨年、介護(hù)や支援を必要とする高齢者に関するデータ?情報(bào)の収集作業(yè)に著手した。雨花臺區(qū)に住む病気の高齢者7000人を?qū)澫螭趣筏康谌呱鐣C(jī)関による詳細(xì)調(diào)査の結(jié)果、要介護(hù)?要支援高齢者の數(shù)が年々増加していることが判明した」と述べた。

このほか、子供が獨(dú)立して家を出て、夫婦のみが殘った「空の巣」高齢者や「獨(dú)居」高齢者も年々増加している。2012年末時(shí)點(diǎn)の統(tǒng)計(jì)データによると、南京全市の獨(dú)居高齢者の數(shù)は6萬5901人、都市と農(nóng)村にほぼ半分ずつ分布している。彼らが徐々に自分で身の周りのことができなくなった時(shí)には、長期にわたり、コミュニティーや高齢者施設(shè)での介護(hù)が必要となる。また、全市には13萬6500世帯の「空きの巣」家庭があり、老夫婦が2人だけで生活している。彼らの中には、息子や娘とは遠(yuǎn)く離れている夫婦や息子や娘に先立たれた夫婦もあり、政府や社會からの十分な関心と愛を必要としている。これらのデータから見て、「空きの巣」高齢者の総數(shù)は33萬8000人に達(dá)する。

○60歳すぎの高齢者、「子供は1人だけ」が過半數(shù)

南京の高齢者116萬人の年代別內(nèi)訳をみると、60歳代が64萬4100人、70歳代が35萬1300人、80歳代が14萬9700人、90歳代が1萬6400人。全市の100歳以上の高齢者は、昨年末の時(shí)點(diǎn)で230人、今年は240人に増えた。

「第1世代一人っ子」の年齢から見たところ、彼らの両親はすでに老年期にさしかかっている。関係者の分析によると、60歳代の高齢者64萬人あまりの中で、「一人っ子」の親は半數(shù)以上を占めた。つまり、約40萬人は、「子供は1人だけ」となる。彼らは自宅、コミュニティー、高齢者施設(shè)などで余生を送ることになるが、南京にとって、過去に例を見ないほど特別な、「政府?社會からの関心と愛が必要な人々」となる。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/TF）