2020年4月2日、中國中央テレビ（CCTV）は、新型コロナウイルスの感染をめぐる中國のデータが不透明だという一部報(bào)道に対し、世界保健機(jī)関（WHO）が反論したと報(bào)じた。

報(bào)道は、WHOがジュネーブで現(xiàn)地時(shí)間1日に新型ウイルス関連の定例記者會(huì)見を開いた際、衛(wèi)生緊急プロジェクトの責(zé)任者が「韓國、日本、シンガポール、そして中國から毎日非常に良質(zhì)な科學(xué)的根拠に基づく報(bào)告が數(shù)多く発表されている。同1日午前に世界の専門家と27の電話會(huì)議を?qū)g施し、リアルタイムの情報(bào)を共有したが、どの會(huì)議にも中國やアジアからの専門家が含まれていた」とし、世界的な拡大を見せる新型ウイルス感染の拡大に対し、中國が科學(xué)的根拠に基づくデータ提供の面で大きく貢獻(xiàn)しているとの見方を示したことを伝えた。

また「ウイルス拡散に関する初期データ情報(bào)を、ドイツ、シンガポール、米國から各1部、そして中國から4部受け取った。命を守る闘いに直面しているなかでのデータ収集は難しいということはわれわれも理解している。これらの國に感謝したい」と述べたことを紹介している。

さらに、WHOのテドロス事務(wù)総長が「これは新しいウイルスであること、大流行を巻き起こした初めてのコロナウイルスであるため、無癥狀の例を含め、分からないことが多いことを説明する必要がある。それゆえ、みんながオープンな姿勢で情報(bào)を受け入れ、信頼しつつ、事実確認(rèn)の準(zhǔn)備もしっかり行わなければならない」と語ったとしている。（翻訳?編集/川尻）