2020年4月13日、米華字メディア?多維新聞は、新型コロナウイルス感染者の死亡率について、「どうして中國(guó)が最も疑われるのか」とする文章を掲載した。

記事は、「新型ウイルスの世界的感染の責(zé)任を中國(guó)に押し付ける傾向のある米國(guó)は、政府からメディアまでが中國(guó)政府が公開するデータの透明度に疑問(wèn)を持っている。イラン政府でも懐疑的な聲が出ており、保健省の報(bào)道官は『中國(guó)のデータは苦々しいジョークだ』と発言した」と紹介した。

そして、「中國(guó)の現(xiàn)在の新型ウイルスによる死亡率は4．07％なのに対し、EU全體の死亡率は8．53％と倍になっている」とし、「外部から疑問(wèn)の聲が出る理由は、先進(jìn)國(guó)の醫(yī)療レベルや衛(wèi)生條件が中國(guó)よりもはるかに高いはずであること、武漢で爆発的感染が発生した當(dāng)初、醫(yī)療リソースの不足により感染が確認(rèn)されないまま死亡したケースがあり得ること、3月末より武漢の葬儀場(chǎng)で火葬を待つ長(zhǎng)蛇の列ができていると報(bào)じられたことがある」と説明した。

また、「実際、中國(guó)の死亡率は世界的に見て中位にあり、最も高いのはフランスの14％で、死者が出た中で最も低いのはニュージーランドとクウェートの0．1％と、両者の間には100倍もの差がある」とした上で、「これは、中國(guó)を含めて、分母に相當(dāng)する感染確認(rèn)者、分子に相當(dāng)する新型ウイルスによる死者數(shù)それぞれのカウント基準(zhǔn)が各國(guó)、さらには國(guó)內(nèi)の各地域でさえバラバラであることに起因している。早々に大規(guī)模なPCR検査を始めた韓國(guó)やドイツでは分母が大きいため、死亡率が低く出る」と解説した。

さらに、「各國(guó)の人口構(gòu)造も死亡率の差に大きく影響している」と指摘し、「死亡率が他の層より高いとされる65歳以上の高齢人口の割合は、フランスが20％に達(dá)しており、米國(guó)は16％、中國(guó)は約11％となっている」と説明した。

そして、「これらの理由からまず言えるのは、各國(guó)の死亡率を単純比較する意味はあまりないということだ」と指摘?！钢袊?guó)のデータに偏りや偽りがあるかどうか、現(xiàn)実とどれだけの差があるかについては、3月下旬から武漢以外の中國(guó)全土で生産活動(dòng)が再開し、武漢も先日封鎖が解かれる中で集団感染が発生していないことを考えれば明らかだろう」と主張した。また、「中國(guó)における感染者の隔離、治療、追跡に関するシステムを見れば、実に多くの人が各セクションに攜わっており、誰(shuí)かが故意に死亡例を隠すことなどほぼ不可能であることが分かる」とした。

記事は最後に、「各國(guó)は、責(zé)任を中國(guó)の情報(bào)やデータにこすり付けようとするのが手段として間違っているということを、皆で反省すべきだ」と主張している。（翻訳?編集/川尻）