2020年4月5日、人民網(wǎng)によると、高速鉄道車(chē)內(nèi)でマスクを外して食事をした人に腹を立て言い爭(zhēng)いになる騒動(dòng)が発生した。

記事によると、4日、上海発安慶行の高速鉄道G7060の車(chē)內(nèi)で、上海を出発してほどなく2人組の若い女性客がマスクを外して食事を始めた。これを見(jiàn)た男性客が食べるのをやめるよう注意。女性らは當(dāng)初、この注意に従ったものの、やはり空腹だったのか再び食べ始めた。すると、男性が激怒し、言い爭(zhēng)いになったという。

乗車(chē)していた鉄道警察官や乗務(wù)員が駆け付け仲裁を試みたが、雙方ともに自分は間違っていないと主張。男性は「車(chē)內(nèi)の乗客みんなの安全ためだ」と訴えた。

鉄道警察は池州駅で雙方を派出所に引き渡した。鉄道警察は、「長(zhǎng)距離での移動(dòng)でエネルギーや水分補(bǔ)給は必要であり、地下鉄のように飲食を禁止するのは現(xiàn)実的ではない」との考えを示し、新型コロナウイルスの感染防止期間中は食堂車(chē)が閉まっており、乗客は自分の座席で食べざるを得ないため、ピーク時(shí)を避けて食べるよう提案している。

これに対し、中國(guó)のネットユーザーから「女性客は何も間違っていないと思う。食事をさせないことはできないだろう」「他人がマスクをしていなくても、自分がしていればいいじゃないか」など、女性を擁護(hù)するコメントが多く寄せられた。

また、「近距離で言い爭(zhēng)いする方がよっぽど危険だと思う」「口げんかで飛ぶ飛沫（ひまつ）の方が食事中の飛沫より何十倍も多いと思う」などの指摘もあった。

一方で、「高速鉄道で何時(shí)間も乗っていたらおなかがすくのは當(dāng)然。でもマスクを外して食べたら心配する人がいるのも當(dāng)然」「今は特殊な時(shí)期だからね。密閉空間なのだから我慢しないと。我慢できなかったら席を外して食べればいい。まだウイルスへの恐怖があるのだから理解してあげないと」など男性に理解を示すコメントも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/山中）