2020年4月6日、韓國?毎日経済によると、ベトナムメディアがベトナム代表のパク?ハンソ監(jiān)督に対し、タイ代表の西野朗監(jiān)督と比較しつつ「年俸削減」を求めた。

記事によると、ベトナムネットは今月1日「新型コロナウイルスで世界のサッカーチームが緊縮政策を展開している。パク?ハンソ監(jiān)督は自ら給與を削減しなければならない」と報(bào)じた。年俸を50％削減した西野監(jiān)督の例を挙げ「ベトナムサッカー協(xié)會がパク監(jiān)督と交渉して困難を分かち合うべき」と主張したという。

これについて記事は「新型コロナウイルスによりサッカーの試合が延期?キャンセルになるなどトラブルが起きているのは事実。しかし現(xiàn)時(shí)點(diǎn)でパク監(jiān)督の年俸を削減するよう求める主張が出たのは予想外」としている。

その理由として記事は「パク監(jiān)督の功績」を挙げている。2017年からベトナム代表監(jiān)督を務(wù)め、18年のAFFスズキカップでベトナムを10年ぶりに優(yōu)勝に導(dǎo)いた。19年にはAFCアジアカップではベスト8入りした上、ベトナムサッカーを60年ぶりに東南アジア競技大會の優(yōu)勝に導(dǎo)いた。

また記事は「パク監(jiān)督の報(bào)酬の少なさ」についても言及。パク監(jiān)督にベトナムサッカー協(xié)會から現(xiàn)在支払われている月給は5萬ドル（約545萬円）、年俸では60萬ドルほど。これは、他の東南アジア圏の監(jiān)督と比べ低い額で、年俸削減を決めた西野監(jiān)督の年俸は97萬ドルだ。パク監(jiān)督は最近、新型コロナウイルス防疫と治療に使ってほしいと、ベトナム政府に5000ドルを寄付したという。

そのほか記事は、「事前予告なしの韓國人観光客の隔離措置」「アシアナ機(jī)のハノイ著陸不許可」など新型コロナウイルスをめぐるベトナム政府の韓國への対応に「やり過ぎだ」と反発する聲が上がっていることも紹介。その上で「ベトナムにはサムスン電子やLGディスプレイなど7000社余りの韓國企業(yè)が進(jìn)出している。いわば韓國はベトナムの最大投資國であり、第2の交易國とも言える」とし、最後に「新型コロナウイルス以降のベトナム政府の行動にはがっかりだ。これまでベトナムを揺るがした『パク?ハンソマジック』は、はかない夢だったのか」と問い掛けている。

これを受け、韓國のネットユーザーは、ベトナムメディアに対して「裏切られた」「恩を仇で返すようなもの」「ここ數(shù)カ月でベトナムという國の國民性が分かってきた」「それならベトナムのサムスン電子現(xiàn)地職員の給料も削るべきだ」などかなり憤っており、「パク監(jiān)督も、現(xiàn)地の韓國企業(yè)もそろそろベトナムを出た方がいい」「冷靜に考えて。ベトナムはベトナムなりの立場があるのだろう。韓國も今までは友好的に思ってきたけど、今後は態(tài)度が変わりやすいことを考慮してベトナムにある韓國企業(yè)の移転など考えるべき」「コロナが終息した後のことを考えなきゃね」とベトナムからの撤退を望む聲も上がっている。（翻訳?編集/松村）