2013年11月25日、米華字メディア?多維新聞は、日中および朝韓の対立によって緊張が高まっている北東アジアでは、第2の“サラエヴォ事件”が起きる可能性があると伝えた。

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23日、中國は東シナ海の防空識(shí)別圏の設(shè)定を正式に発表したが、中國側(cè)が設(shè)定した識(shí)別圏は日本の識(shí)別圏と大幅に重なっているだけでなく、尖閣諸島（中國名：釣魚島）がその範(fàn)囲に含まれていたことから、日本や米國の強(qiáng)い反発や警告を招いている。

また、朝鮮半島においても、23日は「延坪島砲撃事件」からちょうど3周年に當(dāng)たることから、韓國と北朝鮮はこの問題をめぐって新たな“ののしり合い”を展開している。韓國が22日、延坪島砲撃事件3周年を記念して軍事演習(xí)を行ったことに対し、北朝鮮は「再び挑発すれば青瓦臺(tái)を火の海にする」と警告している。

長(zhǎng)期にわたり、北朝鮮の核問題や尖閣諸島問題などで北東アジア情勢(shì)は不安定な狀態(tài)にある。日中両國が東シナ海で徐々に軍の存在感を強(qiáng)めるにつれて、同海域で不測(cè)の事態(tài)が生じる可能性は高くなっている。加えて、朝韓も絶えず互いをけん制し合っている。北東アジアの火薬の臭いは日増しに濃くなっており、一歩間違えれば第1次世界大戦のきっかけとなった“サラエヴォ事件”が再び起きる可能性がある。（翻訳?編集/北田）