中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は7日、日本で新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく「緊急事態(tài)宣言」が出されることに関連し、専門家から日本人の世間體や外聞といった他人の視線を気にする「恥の文化」が機(jī)能することが期待されているとの見方が出ていると伝えた。

記事はまず、日本経済新聞の7日付報(bào)道を引用し、日本の緊急事態(tài)宣言について、「安倍晉三首相は同日、緊急事態(tài)宣言を発令する。対象區(qū)域は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県で、効力は8日午前0時(shí)から5月6日までの約1カ月間になる見通しだ。緊急事態(tài)宣言の発令は日本の歴史上初めてのことだ」と紹介した。

続いて、「注目すべきこと」として、日本の緊急宣言はロックダウン（都市封鎖）とは異なると指摘。緊急事態(tài)宣言が発令されると、都道府県知事は、住民への外出自粛要請(qǐng)や學(xué)校?保育所?介護(hù)施設(shè)などへの使用停止の要請(qǐng)?指示、音楽やスポーツなど人が集まるイベントの開催制限の要請(qǐng)?指示、予防接種の実施の指示、鉄道や運(yùn)送事業(yè)者への緊急物資の輸送の要請(qǐng)?指示などの措置をとることができるようになると伝えた。

その上で、中國社會(huì)科學(xué)院日本研究所の高洪（ガオ?ホン）氏が、「日本の有名な『恥の文化』が機(jī)能することが期待される。日本人は他人に迷惑をかけることを恥ずべきこととしている。有事の際には慎重な行動(dòng)が求められ、ルールに違反した人は大きな社會(huì)的圧力に直面することになる」と指摘していることや、中國現(xiàn)代國際関係研究院の劉軍紅（リウ?ジュンホン）氏が、「日本人の國民性から言えば、『処罰』は不要で『警告』だけで『申し訳ない』と感じさせる文化が浸透している。こうした國民性が、感染狀況をどの程度改善させるかについてははっきりと言えないが、少なくとも國民は感染癥の流行の深刻さについて理解を深め、自身の行動(dòng)をより抑制するようになるだろう」との見方を示していることを伝えた。（翻訳?編集/柳川）