2013年11月26日、中國(guó)湖南省長(zhǎng)沙市でこのほど、iPhoneを盜んだ泥棒がiPhone本體ではなく、中のSIMカードと電話帳を手書きで寫したメモを送り返すという事件が発生した。英BBC中國(guó)語版サイトが伝えた。

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鄒（ゾウ、仮名）さんは15日、面識(shí)のない人3人とタクシーに相乗りし、湖南省益陽市から長(zhǎng)沙市に向かった。しかし、目的地に到著すると、鄒さんは自分のポケットに入っていたはずのiPhone4が無くなっていることに気付いた。iPhoneを盜んだのはタクシーで隣に座っていた人物に違いないと考えた鄒さんは、「自分には強(qiáng)力なコネがあり、必ず見つけ出すことができる」と盜んだ犯人を脅すメールを自分の攜帯電話に送り、返すように呼びかけた。

4日後、泥棒はiPhone本體ではなく、SIMカードと電話帳を手書きで寫したメモを送り返してきた。1000個(gè)以上の電話番號(hào)が記載された細(xì)々としたメモは11枚にも上る。鄒さんは「これだけたくさんの番號(hào)をメモしてたら、けんしょう炎になるのでは」としみじみとした気持ちになり、「電話番號(hào)はなるべくSIMカードに保存することをお薦めする。泥棒が苦労しないように」と呼びかけた。

この事件をめぐって、ネットでは「プロ意識(shí)の高い良心ある泥棒」「泥棒の鏡」などといった稱賛のコメントが寄せられた。一方では、「クラウドに電話帳をアップロードして保管すれば、そんな手間は必要なかったのに」などと機(jī)械オンチの泥棒を茶化すような発言もあった。

また、「電話帳をそのままSIMカードに保管して、持ち主に送り返せばいいのに、なんてばかな泥棒なんだ」と指摘する聲や、さらには「メモ用紙11枚分の電話番號(hào)を再び攜帯に登録し直すのは相當(dāng)手間のかかることだ。ボタンを押しすぎて手の感覚がなくなるのでは」と持ち主を心配するコメントも寄せられた。（翻訳?編集/XC）