ついに緊急事態(tài)宣言が発令し、緊迫度が更に増してきた日本。臺(tái)灣でもこのニュースは大々的に報(bào)道され、市民から注目されているようだ。

【その他の寫真】

ただ、今回のコロナ騒動(dòng)に対する日本政府の対策は臺(tái)灣人から見ると「非常に遅い」という印象が強(qiáng)いようだ。既に日本でも知られているように、臺(tái)灣には親日派と呼ばれる人々が非常に多く、以前から「［口合］日族（ハーリージュー）」という言葉があったように、日本文化に興味を持ち、（非常にありがたいことに）日本に憧れを抱いてくれる人がとても多かった。

そんな親日家の臺(tái)灣人にとって、今回の日本政府の動(dòng)きは「あの日本がどうしちゃったんだ？！」とショックを受ける人が非常に多いようだ。また臺(tái)灣政府の今回の同行には満足している臺(tái)灣人が非常に多く、それに対しても意外性をもつ人も多くいるようだ。いずれにしても臺(tái)灣政府のスピード感溢れるコロナ対策は世界から賞賛されているようだ。

現(xiàn)在の臺(tái)灣での感染者數(shù)はのべ373人。臺(tái)北の感染者數(shù)が100人を突破し、市中感染がジワジワと広がり始めているところだ。空港検疫以外にも、臺(tái)北駅など主要駅に職員を置き、常に感染者がいないか調(diào)べ続けている。

感染への緊張感とストレスを感じながらも、日常生活を送ろうと日々努力する臺(tái)灣人、先週から新たに設(shè)けられたのが、バス、地下鉄MRTに乗車の際はマスクの著用の義務(wù)化。義務(wù)に従わない違反者は最大で1萬(wàn)5千臺(tái)灣元(日本円5萬(wàn)4千円ほど)の罰金を支払わなくてはならない。

物資に関しては、日本と同じく買いだめ現(xiàn)象がたびたび起きているが、アルコール除菌剤やマスクが以前よりいくらか手に入りやすくなったのも事実だ。日本、臺(tái)灣、そして全世界が一刻も早く平和な日々を取り戻せるよう、心から願(yuàn)うばかりだ。（提供/フライメディア）