2020年4月7日、韓國?ニューシスは、日本と韓國が領(lǐng)有権を爭う竹島について「韓國領(lǐng)である決定的な証拠が見つかった」と報(bào)じた。

記事が「決定的な証拠」として挙げているのは、4年前に韓國検認(rèn)定教科書協(xié)會(huì)のソン?サムジェ理事長（元韓國教育部企畫調(diào)整室長）によって発見された「SCAPIN677-1號(hào)」だ。

「SCAPIN」は“Supreme Commander for the Allied Powers Instruction Notes”の略稱で、連合國軍最高司令官指令を意味する。第2次世界大戦で敗れた日本が1945年9月2日の降伏文書に署名した日から1952年4月27日にサンフランシスコ講和條約が発効される前日まで日本を統(tǒng)治した連合國軍最高司令官が日本政府に下した指令だ。同期間中に連合國が日本に発令した指令は計(jì)2635件で、當(dāng)時(shí)連合國軍最高司令官だったマッカーサーは1946年1月29日にSCAPIN677號(hào)を出して竹島を済州島、鬱陵島とともに日本領(lǐng)土から除外した。これは韓國政府が「連合國48カ國が全世界を?qū)澫螭霜?dú)島（竹島の韓國名）は韓國領(lǐng)と認(rèn)めた國際法的公認(rèn)文書」として日本との領(lǐng)有権紛爭で根拠としていた文書だ。一方で、日本などは「SCAPINはこれを発布した軍政の終了と同時(shí)に無効になった。軍政で考慮されていた措置はすべて、最終的にサンフランシスコ講和條約で確定した」と反論する聲が上がっていた。

記事によると、SCAPIN677-1號(hào)はサンフランシスコ講和條約締結(jié)から3カ月後の1951年12月5日に発令され、竹島や北方領(lǐng)土4島を日本政府から分離する內(nèi)容が盛り込まれているという。記事は「サンフランシスコ講和條約でSCAPINの効力がなくなったのなら、連合國司令部がそれ以降にSCAPINを発令する必要はなかったのではないか」と指摘している。ソン理事長は「これまで論爭の種だったSCAPIN677號(hào)には『この條項(xiàng)は最終的な領(lǐng)土確定ではない』という內(nèi)容が盛り込まれていたが、677-1號(hào)にはそのような內(nèi)容がない。これを根拠に挙げたら、日本は反論できないだろう」と話しているという。

これを受け、韓國のネット上では「これ以上証拠は必要ない。韓國領(lǐng)に決まってる」「日本がどれだけ言い張っても韓國領(lǐng)であることは明らか」と強(qiáng)気な姿勢が目立つ。また「文大統(tǒng)領(lǐng)が訪れて『獨(dú)島は韓國領(lǐng)』ともう一度全世界に知らしめてやろう」「この事実を國際學(xué)會(huì)で認(rèn)めてもらえるようにし、世界地図にも韓國領(lǐng)と表記することを決定しなければ。韓國外交部が中心となって推進(jìn)すべきだと思う」「新型コロナウイルスの輸出用検査キットの名前を獨(dú)島にしよう」と積極的な広報(bào)を求める聲も上がっている。

また、「日本が知らなかったとでも？知ってて言い張ってたんでしょ」「証拠は山ほどあるのに他人の家を自分の家だって言い張ってたのが問題じゃないの？」との指摘や、竹島のみならず「もしかして、対馬に関する文獻(xiàn)はないの？」「対馬のも探してみよう」との聲も寄せられている。（翻訳?編集/松村）