2020年4月10日、中國メディアの毎日経済新聞は、任天堂のゲーム機(jī)「ニンテンドースイッチ」の人気ソフト「あつまれ どうぶつの森」が中國國內(nèi)の主要通販サイトから消え、購入できなくなったと伝えた。

記事によると、10日に中國大手通販サイトのタオバオや京東などで「どうぶつの森」と検索しても結(jié)果が表示されなくなった。中古品売買アプリの閑魚や転転では、検索結(jié)果は表示されないもののまだ販売されており、価格は2倍近くに高騰しているという。

記事はその理由について、「『どうぶつの森』は國內(nèi)で輸入ゲームの版號(hào)（ライセンス）を取得しておらず、ニンテンドースイッチの中國販売メーカーである騰訊（テンセント）もまだ『どうぶつの森』を?qū)毪筏皮悉い胜?。関連規(guī)定に基づき、中國國內(nèi)で運(yùn)営するすべてのインターネットゲームは、まず法に基づき著作権者の授権を得る必要があり、なおかつ著作権認(rèn)証手続きを行い、著作権行政管理部門が発行する『著作権契約登記承認(rèn)』を取得してから、運(yùn)営企業(yè)が所在地の省級(jí)新聞出版局に申請(qǐng)し、省級(jí)新聞出版局が審査同意後に、新聞出版総局が許可を出す」と伝えた。

これについて、中國のネット上では「このロジックは全く理解できない。どうぶつの森とどんな関係があるのだ？」「ハハハ。意味が分からない」「もっとわかりやすく理由を説明してもらえないか」などのコメントが寄せられていた。

また、「タオバオにはあんなにたくさんのニンテンドースイッチのソフトが販売されているのに、なぜどうぶつの森だけダメなんだ？」と疑念の聲も上がっていた。

日本メディアの報(bào)道によると、インターネット上で最近、ゲーム內(nèi)のものとして、「武漢肺炎」の文字の背後に遺影に加工された習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席の寫真を配した畫像や、香港獨(dú)立を訴える畫像が出回っていたため、當(dāng)局が問題視した可能性があるという。

そのためか、「これは香港獨(dú)立派のことから話すべきだろう」との意見や、「なんて正式な理由なんだ」「大國としての自信ですね」など皮肉を込めたコメントも多かった。（翻訳?編集/山中）