新型コロナウイルスが世界各地で猛威を振るう中、主要國(guó)指導(dǎo)者の支持率が軒並み上昇していると韓國(guó)?朝鮮日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。危機(jī)が深刻になり、指導(dǎo)者を中心に國(guó)民が団結(jié)する動(dòng)きが目立っているためだが、例外は安倍晉三首相だとし、新型コロナへの対処が消極的なことなどを理由に挙げた。

同紙によると、米世論調(diào)査會(huì)社モーニング?コンサルタントは1日、世界保健機(jī)関（WHO）が3月11日に新型コロナウイルス感染癥の「パンデミック」（世界的大流行）を宣言して以降、主要國(guó)の指導(dǎo)者の支持率は上がっているとの分析を明らかにした。その代表的な例がトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の今年1月1日の支持率は41％、3月11日は42％だったが、3月24日時(shí)點(diǎn)での支持率は44％で、同社による最近1年間の獨(dú)自調(diào)査結(jié)果で最高値を記録した。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は2月末までは「ある日、魔法のように（ウイルスが）消えるだろう」と発言するなど、新型コロナの脅威を無視して備えを十分にせず、米國(guó)の感染者數(shù)は40萬人を超える大慘事となった。それでも大統(tǒng)領(lǐng)の支持率は最近のほとんどの世論調(diào)査で上昇。就任後最高の水準(zhǔn)を記録している。共和黨だけでなく、無黨派層や民主黨員の間でも支持率が上がった。米メディアは支持率上昇の最大の理由として、危機(jī)時(shí)に大統(tǒng)領(lǐng)を中心に団結(jié)する米國(guó)人の傾向を指摘した。

主要國(guó)の指導(dǎo)者たちで支持率を最も引き上げているのは、ジョンソン英首相だ。3月11日に46％だった支持率は24日に61％まで急上昇した。その背景には感染拡大で厳しい狀況にあるのにもかかわらず、雇用を維持する企業(yè)の賃金を最大80％まで國(guó)が負(fù)擔(dān)するという破格の政策を打ち出し、労働者層の支持を引き出したのが奏功したからだ。首相自身も感染し、同情論が起きたとの見方もある。

マクロン仏大統(tǒng)領(lǐng)の支持率も同期間に28％から35％へと上昇した。これは大統(tǒng)領(lǐng)に権限を集中させる非常に強(qiáng)力な大統(tǒng)領(lǐng)中心制をフランスが選択しており、國(guó)家的危機(jī)が迫れば指導(dǎo)者である大統(tǒng)領(lǐng)を中心に世論が結(jié)束するためだとみられている。メルケル獨(dú)首相も支持率も3月11日の40％からから24日には49％へと上がった。ドイツは感染者數(shù)が急増しているが、死者數(shù)は他の歐州諸國(guó)に比べて少なく、狀況管理を比較的うまくやっていると評(píng)価されている。

「例外」とした安倍首相について、朝鮮日?qǐng)?bào)は「新型コロナへの対処が消極的で、さまざまなスキャンダルが相次いでいるため」と言及。同時(shí)に「最近の日本のメディアの世論調(diào)査では安倍首相の支持率が回復(fù)、あるいは小幅上昇という結(jié)果も出ている」とも伝えた。（編集/日向）