2013年11月25日、ロシアの國際放送?ロシアの聲は「東シナ海における新たな『ゲームの規(guī)則』」と題する記事を掲載した。環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が26日付で伝えた。以下はその概要。

【その他の寫真】

中國政府が23日に設(shè)定した、尖閣諸島を含む東シナ海上空の防空識(shí)別圏は、日本や韓國のそれと一部重複するものだ。米國は「東シナ海の現(xiàn)狀を変えようとする一方的な行為だ」と非難。日本も「まったく受け入れられない」と強(qiáng)く抗議した。日本政府は、中國側(cè)の今回の対応を尖閣諸島問題における新たなアプローチととらえ、警戒と偵察活動(dòng)を強(qiáng)めている。

ロシア科學(xué)アカデミー極東研究所の専門家、ヴァレリー?キスタノフ氏は、「このようにして日本と中國の防空識(shí)別圏は重なってしまった。この狀況は危険で憂慮すべきものだ」とした上で、「爭いの展開は読めない。なぜなら、どちらかの神経が耐えられなくなれば、軍事衝突に発展する可能性もあるからだ。日本の背後に米國がいることを考えると、結(jié)果は予測できない」と警告した。

米國防総省は、日本の管轄下にある尖閣諸島は日米安全保障條約に含まれるものだと強(qiáng)調(diào)している。このことは、同地域が攻撃されるような事態(tài)になれば、米國は盟友?日本を守ることを意味している。米國側(cè)の発言に対し、中國政府は中立を守るよう求めている。

中國の防空識(shí)別圏設(shè)定により、當(dāng)該地域の緊張は高まる一方だ。いずれの國も國益を主張し、譲歩する構(gòu)えを見せていない。こうした中、米國のケリー國務(wù)長官が12月初めに予定している、中國、日本、韓國訪問は極めて重要な意義を持っている。（翻訳?編集/NY）