2020年4月11日、中國新聞網(wǎng)は、新型コロナウイルスの集団隔離措置を受けていたベトナム人男性が脫走し、中國國內(nèi)に逃走した可能性があるとして中國側の國境地域に緊張が走ったことを報じた。

記事は、中國への不法入國でベトナムへ強制送還され、ベトナム國內(nèi)で集団隔離措置を受けていたベトナム人男性が4日、中國の國境付近にある隔離エリアから脫走したと紹介した。

そして、隣接する雲(yún)南省馬関県政府が男について「脫走後の行方が分かっていない。隔離措置を受けていたことから、ベトナムにとどまらずに機會をうかがって中國に不法入國する可能性が高い」とし、住民に注意を呼び掛けるとともに、國境地域に対して厳しい管理體制を敷くとともに、感染予防対策を講じたことを伝えている。

記事によれば、男は脫走後中國には入國せず、翌日には自宅に戻って隠れていたが、すでに當局に発見されて再び隔離措置を取られたという。10日にベトナム國境當局から中國側に連絡があり、11日に同県がSNS上で男性確保の情報を発表した。（翻訳?編集/川尻）