2020年4月12日、中國(guó)経済網(wǎng)によると、江蘇省南京市で散歩中のペットのイヌが慘殺されるトラブルが発生した。

記事によると、現(xiàn)地時(shí)間3月22日午後7時(shí)半ごろ、同市に住む男性が飼いイヌの散歩に出かけた。愛(ài)犬は途中通りかかった芝生の上で他のイヌと遊び始め、やがて1頭のイヌについていき付近の団地內(nèi)に入っていった。自分で家に戻れるようトレーニングしてあることや、測(cè)位システム裝置を裝著していることから、男性は特に気にせず先に自宅に戻った。

しかし、2時(shí)間たっても測(cè)位システムがずっと同じ場(chǎng)所で動(dòng)かない狀態(tài)であることに気づいた。現(xiàn)場(chǎng)を探してみたものの、愛(ài)犬を見(jiàn)つけることはできなかった。嫌な予感がした男性は翌朝、1000元（約1萬(wàn)5000円）の懸賞金を出して愛(ài)犬の捜索に乗り出したが、その日は何の情報(bào)も得られなかった。そして次の日、男性が散歩コースを再びたどってみると、愛(ài)犬が遊んでいた芝生の上で死骸を発見(jiàn)した。

3年間連れ添った愛(ài)犬が「頭の皮と剝がされた爪、それにしっぽしか殘っていない」という無(wú)殘な姿で見(jiàn)つかり、男性はショックを受けた。もともと路上に捨てられていたのを拾って育ててきたとのことで、「いつも自分のそばにいて、家族同然だった。代わりなどいるはずもない」と深い悲しみを口にした。

當(dāng)時(shí)の現(xiàn)場(chǎng)の監(jiān)視カメラ映像を調(diào)べたところ、現(xiàn)場(chǎng)の近くに住んでいた人物が愛(ài)犬を殺害したことが明らかになった。映像には、この人物がロープで愛(ài)犬を車(chē)庫(kù)から吊るし、それから必死に抵抗する愛(ài)犬をハンマーで毆る様子が寫(xiě)っていた。その後、愛(ài)犬の皮が剝ぎ取られ、遺體は車(chē)庫(kù)の中に放り込まれたという。

住民の話(huà)では、この人物は數(shù)頭の野良犬を手懐けて他の野良犬や飼い犬をおびき寄せ、誘い込まれた犬を殺して自分で食べるか肉を売り飛ばすかしていたとのことだ。男性はすぐに通報(bào)し、警察が愛(ài)犬を殺害した人物を呼び出して事情を聞くと、犯行を認(rèn)めた。警察は示談を勧めたものの男性はこれを受け入れず、行政上の警告や罰金を求めたというが、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で結(jié)論は出ていないようだ。（翻訳?編集/川尻）