Record China 2020年4月17日(金) 12時50分
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16日、韓國?國民日報などは、15日に行われた同國の國會議員を選ぶ総選挙に、北朝鮮から亡命した元エリート外交官が當(dāng)選したと報じた。寫真は韓國。
2020年4月16日、韓國?國民日報などは、15日に行われた同國の國會議員を選ぶ総選挙に、北朝鮮から亡命した元エリート外交官が當(dāng)選したと報じた。過去の韓國の総選挙で脫北者が比例候補(bǔ)として出馬し當(dāng)選した例はあるが、選挙區(qū)では初めてという。
記事によると、當(dāng)選したのは保守系最大野黨「未來統(tǒng)合黨」の太救民(テ?グミン)氏。太氏は、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)國際関係大學(xué)を卒業(yè)後、駐英北朝鮮公使や同國外務(wù)省歐州副局長などを歴任した「北朝鮮エリート」出身の脫北者という。2016年8月に家族とともに脫北し、ドイツ経由で韓國に亡命したという。
脫北後は、國家情報院傘下の國家安全戦略研究院の諮問研究委員を務(wù)めていたが、2月に未來統(tǒng)合黨から擁立された。候補(bǔ)登録時には、北朝鮮當(dāng)局によるテロの脅威を避けるため「太永浩(テ?ヨンホ)」から「太救民」に改名。ソウル市江南(カンナム)區(qū)の選挙區(qū)から出馬した。
太氏は16日未明、當(dāng)選が確実となると、ソウル市內(nèi)の選挙事務(wù)所で韓國の國歌を歌って涙を流し、「私はこれが南北の住民が和解、和合し、統(tǒng)一へと向かう一歩になると考えている」と述べたという。
これに、韓國のネットユーザーからは、「南北統(tǒng)一のために力を盡くして」「北朝鮮に精通している人が対北政策を擔(dān)うべき」「経験と能力を生かし、正しく、クリーンな政治を」「さまざまな先入観を排除して太氏を1人の人として見た時、立派な人だ」などと、太氏を評価し、今後の政治活動に期待する聲が上がっている。
また「自由を求めて韓國に來て、自由な韓國のために仕事をする立場になった。涙が出てくる」「北朝鮮でエリート外交官だった人が韓國に來て國會議員となり、韓國の國歌を歌う姿を見て、自由民主主義は素晴らしいと感じた」などと感慨深げにコメントを寄せるユーザーも。
一方、「韓國に亡命して4年で、國家機(jī)密に觸れることもあり得る國會議員になるというのはいかがなものか」「果たしてこの人に何ができる?」などといった聲も上がっている。(翻訳?編集/関)
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