2020年5月29日、仏國(guó)際放送局RFIの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、仏ラ?クロワ紙の記事を引用し、米中対立は緊張時(shí)代の始まりになるとする記事を掲載した。

記事は、現(xiàn)在の米中による激しい言葉の応酬は、1970～80年代に米ソ関係が改善されて以來(lái)のことだと分析?！?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=新型コロナウイルス'>新型コロナウイルスの流行がもたらした危機(jī)において、米中の対立は後戻りできない構(gòu)造的な特徴となったようだ」とモンテーニュ研究所の顧問であるミシェル?デュクロ氏が述べたことを紹介した。

そして、ラ?クロワ紙の記事が「この數(shù)カ月で米中の貿(mào)易摩擦は政治とイデオロギーの分野に移っており、中國(guó)は自らの統(tǒng)治モデルがウイルス対策の面でほかに勝っていると公に吹聴するようになった」と述べていることを伝えた。

米中間での激しい言葉の応酬は、両國(guó)とも國(guó)內(nèi)矛盾から目をそらさせる目的もあると記事は分析。中國(guó)としては緊張局面を利用して國(guó)內(nèi)の民族主義を高めて団結(jié)力を強(qiáng)め、共産黨の合法性を強(qiáng)化できるという。一方の米國(guó)も、「中國(guó)の脅威」というカードにより、新型コロナ対策での混亂を忘れさせ、11月の大統(tǒng)領(lǐng)選挙で優(yōu)位に立つ思惑があるとしている。

中國(guó)がますます強(qiáng)気の姿勢(shì)になっていることについて記事は、「中國(guó)の指導(dǎo)者は、1980年のトウ小平による慎重な方法を打破することに決めた」と分析。毛沢東が政権を握って1世紀(jì)後となる2049年に國(guó)際社會(huì)を主導(dǎo)する強(qiáng)國(guó)となる目標(biāo)を掲げたと指摘した。

また、習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席は第2次大戦以降の世界秩序を変更しようとしていると紹介。中國(guó)は國(guó)連などの國(guó)際機(jī)関に対する影響力を強(qiáng)めているほか、アジアインフラ投資銀行（AIIB）などの新たな國(guó)際機(jī)関を設(shè)立し、現(xiàn)有のシステムに代わるプランを出せる國(guó)との立場(chǎng)を定めていると論じた。中國(guó)は、現(xiàn)有の國(guó)際システムは不公平だと考えているのだという。

また記事は、ラ?クロワ紙の記事が「中國(guó)はかつての舊ソ連のような軍事同盟で米國(guó)と対立するのではない」と指摘していると紹介。中國(guó)は「友好國(guó)のグループ」をつくって世界的な外交網(wǎng)を築いているとし、「高効率な企業(yè)と技術(shù)を提供することで國(guó)際機(jī)関における友好國(guó)からの支持を取り付けている」と続けた。

実際、アフリカやアジア、南米の中國(guó)支持の國(guó)は、中國(guó)と協(xié)力するだけでなく米國(guó)との國(guó)際的なパートナーでもあり、この意味からすると、「中國(guó)は米國(guó)の敵ではなくライバルと言える」としている。

記事はラ?クロワ紙の指摘を引用し、「北米や歐州はこれまでにない経済危機(jī)となる中、経済力のある中國(guó)の魅力はますます大きくなっている。2008年の金融危機(jī)は縮小版の臺(tái)本をすでに提供している」と伝えた。（翻訳?編集/山中）