2020年4月15日、中國(guó)新聞網(wǎng)は、米トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が世界保健機(jī)関（WHO）への資金拠出停止を発表したことによる中國(guó)の追加拠出の有無(wú)に関する、中國(guó)政府の姿勢(shì)を報(bào)じた。

15日に開(kāi)かれた中國(guó)外交部の記者會(huì)見(jiàn)で、記者から「米國(guó)がWHOへの資金拠出停止を発表したが、中國(guó)はこれにより不足する資金を補(bǔ)うための追加拠出を行う用意はあるか」との質(zhì)問(wèn)が出た。これに対して趙立堅(jiān)（ジャオ?リージエン）報(bào)道官は「わが國(guó)はすでにWHOに対して2000萬(wàn)米ドル（約21億5000萬(wàn)円）を寄付した。また、引き続き力が及ぶ限りWHOへの支援、援助を続けていく」と語(yǔ)った。

この件について、中國(guó)版ツイッター?微博では「トランプ氏よ、見(jiàn)たか。恥ずかしくないのか」「これこそ大國(guó)の風(fēng)格。ネガティブな情報(bào)に邪魔されることなく、正しいと思ったことをやり通す。素晴らしい」といった稱(chēng)賛コメントが書(shū)き込まれている。

一方で、「そのお金、やっぱり自國(guó)民に還元してよ」「人民のお金なのに、使う前に人民に聞くことはできないのかな」「世界にばかり寄付していないで、國(guó)內(nèi)に3億はいるという金融難民にも目を向けてほしい」「中國(guó)にはたくさんお金があるということは分かった。でも、まだ衣食の問(wèn)題が解決できていない國(guó)民がたくさんいるのはどういうことだ」「國(guó)は富んで民は困窮……」など、中國(guó)政府による金銭の使い方に対して疑問(wèn)や不満を抱くネットユーザーも少なくなかった。（翻訳?編集/川尻）