今年1月以降、新型コロナウイルスの感染拡大による映畫館の閉鎖が80日を超えた中國(guó)では、すでに約2000館が廃業(yè)へと追い込まれている。

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中國(guó)では今年、1年のうち映畫業(yè)界が最も潤(rùn)う春節(jié)（舊正月）シーズンを新型コロナウイルスの感染拡大が直撃。春節(jié)元旦を迎えるわずか2日前の1月23日、公開予定だった新作映畫がすべて延期を発表。さらに全國(guó)の映畫館が次々に閉鎖となり、16日現(xiàn)在でその期間は80日を超えているが、ニュースサイト大手?新浪（SINA）の報(bào)道によると、約2000館が早くも持ちこたえられず、事業(yè)廃止に追い込まれているという。

ビジネス誌「財(cái)経天下周刊」によると春節(jié)元旦の1月25日、全國(guó)の映畫館の興行収入額は約100萬元（約1530萬円）だった。2019年の春節(jié)元旦は14億5800萬元（約222億円）と過去最高を記録していたのに比べると、驚異的な差となっている。

中國(guó)の映畫館は感染のピークを越えた3月下旬、各地で少しずつ再開の動(dòng)きも出始め、3月20日のデータでは、全國(guó)で486館が営業(yè)していたものの興行収入はわずかで約1萬3800元（約21萬円）で、感染への恐怖から客足が戻ってこないことも話題になっていた。しかしその後、27日には國(guó)家電影局が再び全面閉鎖を通達(dá)。今月8日には國(guó)務(wù)院が娯楽施設(shè)の閉鎖を要請(qǐng)したことで、再開については先の見えない狀況が続いている。（Mathilda）