中國(guó)メディアの新華社は16日、米國(guó)でアジア系の人々が新型コロナウイルスをめぐる差別や攻撃を受けている問(wèn)題について、最近の事例や米國(guó)の世論の動(dòng)きなどを紹介する記事を掲載した。

記事は、米國(guó)では暴言や嫌がらせのほか、3月14日に2歳と6歳の子どもが刃物でけがを負(fù)わされ、4月6日には女性が酸性の液體をかけられるなど、アジア系の人々への暴力的な事件も起こっていると紹介した。

続いて、「サンフランシスコ州立大學(xué)の調(diào)査によると、2月9日から3月7日にかけて、アジア系の人々への差別に関連したニュースが50％増加した」「アジア系の人々への差別に関する事例を集めているサイトでは、開(kāi)設(shè)した3月19日から2週間で1100件以上の事例が報(bào)告された」と紹介。米連邦捜査局（FBI）は、「アジア系の人々に対するヘイトクライム（憎悪犯罪）は全米で増加し、米國(guó)のアジア系の人々の脅威になるだろう」と予測(cè)しているという。

記事は、「ニューヨーク州の一部のアジア系団體は自分たちの身をより守るために、Facebookで助け合いを目的とするグループを作った。例えば、（差別的行為を受けることを恐れて）1人で地下鉄に乗れない人は（グループ內(nèi)の人と）同行できる」と紹介した。

そして、「アジア系の人々に対する差別や暴力は米國(guó)世論の批判を受けている」と指摘。ジョー?バイデン前副大統(tǒng)領(lǐng)が4月10日、アジア系の人々に対する差別について、「こうした汚らわしい差別的な行為はやめなければならない」という聲明を出したこと、4月15日には200人近くの米國(guó)の外交政策學(xué)者や元外交官らが米紙USAトゥデイを通じて、アジア系の人々に対する差別的行為をやめるよう訴える共同聲明を出したことなどを伝えた。（翻訳?編集/毛利）