2020年4月16日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)などによると、韓國(guó)政府が新型コロナウイルス対策の緊急支援金の財(cái)源確保のため7兆6000億ウォン（約6700億円）の補(bǔ)正予算案を策定した。F-35Aステルス戦闘機(jī)事業(yè)などが含まれる國(guó)防費(fèi)からも9047億ウォンが削減されるという。

記事によると、今回の補(bǔ)正予算案により削減された國(guó)防費(fèi)は9047億ウォン。削減対象となった防衛(wèi)力改善費(fèi)にはF-35Aステルス戦闘機(jī)3000億ウォン、海上作戦ヘリ2000億ウォン、広開土IIIイージス駆逐艦事業(yè)1000億ウォンなどが含まれたという。

これに関し國(guó)防部は「代金の支払いが遅れても戦闘システムの導(dǎo)入時(shí)期には影響ない」との立場(chǎng)を示しているという。F-35Aステルス戦闘機(jī)の購(gòu)入は製造メーカーではなく米政府に代金を支払う対外有償軍事援助（FMS）形式で進(jìn)められており、韓國(guó)政府は毎年、約定された金額を米政府に支払い、製造メーカーは事業(yè)推進(jìn)率に応じて米政府から資金を受け取っているという。

韓國(guó)軍関係者は「現(xiàn)在F-35Aの口座の殘高は十分だ」とし、「最近ドル相場(chǎng)が急騰したため支払い時(shí)期を先延ばしにすれば予算削減効果も期待できる」と説明したという。

韓國(guó)の防衛(wèi)事業(yè)庁は14年に7兆4000億ウォンを投入してF-35A戦闘機(jī)40機(jī)を購(gòu)入し、昨年までに13機(jī)が導(dǎo)入された。今年中に26機(jī)、來(lái)年までに40機(jī)が導(dǎo)入される予定という。

これに韓國(guó)のネットユーザーからは「國(guó)防費(fèi)を生計(jì)費(fèi)支援に充てるだと？本気で言っているのか？非常に不安だ」「別のところで予算が有り余っているはず。よりによって國(guó)防費(fèi)を削るなんて」「緊急支援金より國(guó)防費(fèi)の方が大切だ」「ステルス機(jī)とイージス艦事業(yè)だけは守ってほしい」「國(guó)防義務(wù)を忘れた國(guó)に未來(lái)はないよ」など不満の聲が続出している。

一方で「戦闘機(jī)より國(guó)民の生活の方がはるかに大事」「米國(guó)に貢ぐ分を國(guó)民に支給する。當(dāng)然のこと」「待っていればステルス機(jī)の価格が下がる」など肯定的な聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）