2013年11月30日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、國(guó)際紙インターナショナル?ニューヨーク?タイムズは28日、「中國(guó)の影響力は限定的だ」と題した記事を掲載した。世界的に多くの人が今後中國(guó)は超大國(guó)として世界を統(tǒng)治する立場(chǎng)になっていくと考えているが、経済的には成長(zhǎng)しても、他國(guó)に対する影響力はあまり大きくないとしている。

【その他の寫真】

中國(guó)は北朝鮮とカンボジア、ラオスに対してのみ影響力を持っているが、これらの國(guó)は中國(guó)が影響力を拡大するのを助けられるほどの存在ではない。中國(guó)が影響力を行使できそうな國(guó)にはパキスタンやミャンマーなどもあるが、パキスタンとはまだそれほど近づいておらず、ミャンマーは中國(guó)のもとから離れようとしている。他にも経済的、政治的影響力が及ぶ國(guó)はあるものの、多くは汚職が蔓延し、米國(guó)との関係が悪い國(guó)ばかりとなっている。

中國(guó)とロシアは利害が一致している面もあるが、同時(shí)に経済的、政治的な競(jìng)爭(zhēng)相手でもある。また、人口の少ないシベリアに多數(shù)の中國(guó)人が流入していることにロシアは不満を持っており、中露の完全な協(xié)力関係構(gòu)築は実現(xiàn)が難しいとみられている。

かなりの期間を経ればドイツやブラジル、サウジアラビアなど貿(mào)易パートナー國(guó)に対して影響力を強(qiáng)め、政治的にも経済的にも直接的な利益がもたらされる可能性はある。しかし、こうした國(guó)々は何らかの理由で中國(guó)や米國(guó)など特定の國(guó)に依存する関係を持たないようにしている。インドネシアやタイ、ベトナムなどの新興國(guó)も中國(guó)との経済関係を深めていくと同時(shí)に、米國(guó)がアジアで中國(guó)をけん制することを望んでおり、中國(guó)には米國(guó)との超大國(guó)競(jìng)爭(zhēng)を行うだけの力はないと記事は指摘している。（翻訳?編集/岡田）