オーストラリアのシンクタンク、ADCフォーラムのYouTubeアカウントは9日、シンガポール外務(wù)省出身で元國連安全保障理事會議長のキショール?マブバニ氏へのインタビュー動畫を公開した。中國メディアの環(huán)球時報が19日付で伝えた。

マブバニ氏はまず、メディアの中で新型コロナウイルスに関する賠償を中國に求めるムードが出ていることについて「そのような話が出ていることに困惑する」と発言?！刚軐W(xué)上のルールでは、人に要求する場合は、すべての人に同じ要求をしなければならない。これを普遍的なルールにすることの結(jié)果を考えてほしい。もし普遍的なルールにするのであれば、ある國が他國にダメージをもたらした場合、それが意図したか否かにかかわらずその國は他國に賠償しなければならない」とし、2008年に米國から始まったリーマン?ショックを例に挙げて、「『リーマン?ショックで米國は世界に損失を與えた。米國はわれわれに賠償しなければならない』という意見を出したオーストラリア人がいたのか？。誰もそうしなかった」と指摘?！笇?、より多くのウイルスが現(xiàn)れるだろう。今回は中國で現(xiàn)れたが、エボラ出血熱のようにアフリカで現(xiàn)れる可能性や、米國で現(xiàn)れる可能性もある」とし、「今、私たちは普遍的なルールを定めるべきなのか？」と疑問を投げ掛けた。

その上で、「ウイルスは偶然発生した。今回のことからわれわれが學(xué)ぶべきなのは、最初にウイルスの害を受けた國に対しては、賠償を求めるよりも助けに行った方が良いということだ。なぜならば、われわれが助けなければ、われわれ自身もウイルスの影響を受けうるからだ」と主張した。

そして、「中國は新型コロナウイルスが発生した初期に失敗を犯したが、最終的には極めて厳しい措置を?qū)g施し、さまざまな手段で中國內(nèi)のウイルスの流行をほぼ完全にコントロールした。例えば、春節(jié)（舊正月）の2日前に人口6000萬人以上の省を封鎖した。驚くべき措置だ」とし、「中國は多くの誤ったことをしたが、多くの正しいこともした」と強調(diào)した。（翻訳?編集/毛利）