2013年12月2日、中國全國假日旅游部際協(xié)調(diào)會議弁公室（假日弁）が複數(shù)の公定祝祭日プランを発表、國民に広く意見を求めたことは、國內(nèi)で広く論議を呼んだ。中國の法定祝祭日は、數(shù)度にわたる調(diào)整を経て、現(xiàn)在11日まで増えた。だが、世界全體で見ると、多いとは決して言えない。日本人といえば、「仕事が命、會社は自分の家と同じ」というイメージが浸透しているが、実際の日本には祝日が多い。人民網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

日本における現(xiàn)行の法定祝日は、1948年に施行された「國民の祝日に関する法律（祝日法）」に基づいている。祝日法はその後、幾度か改正が繰り返されたが、最後に改正されたのは2005年。同年の改正によって、日本の法定祝日は15日となり、「國民の祝日」も15日となった。同法では、「『國民の祝日』が日曜日に當(dāng)たるときは、その日後においてその日に最も近い『國民の祝日』でない日を休日にする」と定められており、「國民の祝日」の日數(shù)は年間15日と決められている。また、「祝日が日曜に當(dāng)たるときは、振替休日が設(shè)けられるが、土曜に當(dāng)たるときは、振替休日はない」という規(guī)定によって、日本の週末には「三連休」が多く生まれることになった。2013年の場合、9月だけでも2つの三連休があった。

日本の「國民の休日」の日數(shù)は、ドイツやフランスなど歐米諸國ほど多くないが、世界の上位にある。一般的な日本の勤労者の場合、基本的に、年間120日以上の休みが保障されている。この120日には、年次有給休暇は含まれていない。例えば、2013年の場合、土曜日と日曜日の週末休日が年間104日あり、代休を含めた法定休日と年末年始休暇を合わせると、國民の休日は121日となる。

それぞれの祝祭日の「日數(shù)」という點から見ると、一般的な日本の勤労者は毎年、「年末年始休暇」「ゴールデンウィーク」「お盆休み」という3つの大型連休を享受しており、各休暇は大體1週間前後続く。いわゆる「ゴールデンウィーク」は、中國で実施されている「労働節(jié)連休」と時期的にほぼ重なる。日本では、4月末から5月初めにかけて4つの法定祝日が集中しているため、一部企業(yè)は、代休を設(shè)けることで長期間の「大型連休」を制定している?！袱栊荬摺工纹陂gは、法定祝日はないものの、日本で伝統(tǒng)的に受け継がれている祖先供養(yǎng)のための「盂蘭盆會（うらぼんえ）」という行事があり、學(xué)生の夏休み期間も重なって、各企業(yè)は、代休やシフト制などの方法で、1週間前後の休みを設(shè)けるのが一般的だ。この「お盆休み」は、政府?金融機(jī)関?病院などには設(shè)けられない。だが、殘業(yè)がごく當(dāng)たり前という労働情況をかんがみると、日本人の実際の労働時間は、それほど短くはない。

第二次世界戦爭が終わった頃は、日本の法定祝日の日數(shù)は少なかった?！缸Ｈ辗ā工胃恼Rり返され、だんだんと増えていった。「祝日法」が誕生した1948年當(dāng)時は、日本の祝日はわずか9日だった。1966年に12日に増えた。1960年代から1980年代の経済急成長時代の間も、法定祝日は12日のままだった。その後、1989年に13日、1995年に14日、2005年に15　日に増え、現(xiàn)在にいたっている。

日本國憲法に「政教分離」が規(guī)定されていることから、戦後の日本の法定祝日には、宗教に関連した祝日は一切設(shè)けられていない。1948年に定められた9つの法定祝日はそれぞれ、元旦、成人の日、春分の日、天皇誕生日、憲法記念日、こどもの日、春分の日、文化の日、勤労感謝の日。數(shù)度にわたる変更を経て、建國紀(jì)念日、敬老の日、體育の日、みどりの日、海の日、昭和の日が追加された。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤）