感染を最初に報(bào)告したとされる張継先醫(yī)師が報(bào)告した武漢市最初の新型コロナウイルス感染による7患者の立會(huì)診察記録がこのほど、初めて公開(kāi)されました。

　2019年12月26日に湖北省中西醫(yī)結(jié)合醫(yī)院呼吸內(nèi)科の張継先主任は原因不明の肺炎患者7人を発見(jiàn)しました。感染癥に敏感な張醫(yī)師は直ちに上層部に報(bào)告し、感染拡大防止の警鐘を鳴らしました。

　張醫(yī)師が公開(kāi)した診察記録によりますと、2019年12月27日に入院した某患者は張醫(yī)師のほか、同醫(yī)院の夏文広院長(zhǎng)ら10部門(mén)の醫(yī)師の立會(huì)診察を受けました。この患者は発熱や肺の雑音などの癥狀が出た4人目で、華南海鮮市場(chǎng)で冷凍食品を扱う経営者であり、癥狀が最も重く、典型的な一人でした。

　張醫(yī)師は「武漢市江漢區(qū)疾病コントロールセンターは素早く行動(dòng)を取った。12月27日午前に報(bào)告を行い、午後には病院に訪れ、疫學(xué)的調(diào)査を行い、患者の血液などのサンプルを採(cǎi)取した」と述べました。

　張醫(yī)師はさらに、人から人への感染の可能性があることを、より早く情報(bào)開(kāi)示すべきだったとする主張について、「疾病に対して認(rèn)識(shí)する過(guò)程が必要だ。まだはっきりしていない時(shí)に多くは語(yǔ)れない?？茖W(xué)研究の場(chǎng)合、結(jié)論が出る前に一般公開(kāi)はできない。これは科學(xué)的で慎重な態(tài)度である」という考えを示しました。（提供/CRI）