西太平洋の覇権求め、中國はすでに政策決定―英紙

Record China    2013年12月4日(水) 7時46分

拡大

2日、英紙は中國が西太平洋の覇権を求めすでに政策決定をしたと伝えた。寫真は南シナ海を航行する中國船。

(1 / 2 枚)

2013年12月2日、英フィナンシャル?タイムズ(中國語版)は中國が西太平洋の覇権を狙って行動を起こしていると伝えた。中國が防空識別圏(ADIZ)を設(shè)定したことについて、「中國が西太平洋において米國に対抗することを決定した」とし、東アジア情勢はかつてないほど危険な狀態(tài)になりつつあると指摘した。

その他の寫真

中國の習(xí)近平(シー?ジンピン)國家主席は6月に米國を訪問し、米オバマ大統(tǒng)領(lǐng)と會談した際、太平洋を分割管理するという提案を行った。その意図は「米中で利益を共有する」ということの他に、「中國は米國が太平洋の覇者であり続けるのを容認(rèn)しない」という意味も含んでいた。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)はこの問題を避けたが、習(xí)主席はすでに中國は自らの利益を勝ち取るべきだとの政策決定を行ったと記事は指摘している。

米國では中國の防空識別圏設(shè)定に批判的な見方が多くを占めており、中國に対する通告なしにB?52爆撃機を飛行させて中國の出方をうかがったが、中國は長期的な計畫を練っているとみられ、東アジア情勢の鍵は「中國の持続的な覇権爭いに対抗するだけの持久力を米國が持っているかどうか」にある。

米國は領(lǐng)有問題で中國に対し日本を支持することを表明するのは間違いないが、同時に安倍首相が地域の緊張狀態(tài)を悪化させることは望んでいない。仮に米國が中國の防空識別圏を認(rèn)めるようなことになれば、それはアジア各國に向けて「地域の安定維持や中國の拡張主義に対するけん制で米國は當(dāng)てにできない」というメッセージを発することになってしまう。(翻訳?編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜