所謂「新型コロナウイルスが武漢ウイルス実験室に由來するものだ」という米國高官の最近の発言について、外交部の耿爽報道官は20日の記者會見で、「新型コロナウイルスの発生に関する問題は科學(xué)的なものであり、政治化に利用されるべきではない。米側(cè)の言論は事実無根でロジックに合わない」と指摘しました。

　耿報道官はさらに、「現(xiàn)在、世界保健機(jī)関（WHO）と米國を含むほとんどの國の公衆(zhòng)衛(wèi)生分野の學(xué)者や専門家は、ウイルスが実験室に由來する証拠はないと認(rèn)識している。武漢ウイルス研究所の責(zé)任者はこのほどのインタビューで、米側(cè)の関連発言の信ぴょう性を明らかに否定した」としました。

　また、報道によりますと、米ホワイトハウスの通商政策擔(dān)當(dāng)のナバロ大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官が先頃のインタビューで、「中國はWHOを後ろ盾にウイルスを隠蔽し、個人用の防護(hù)用品の買いだめで莫大な利益を稼いだ」と発言したということです。これに対し、耿報道官は、「新型肺炎の感染拡大が発生して以來、中國は終始一貫して公開性、透明性と責(zé)任ある態(tài)度で、WHOと米國を含む國際社會に感染癥の情報共有や積極的な國際協(xié)力を展開し、最大限他國への支持と支援を行ってきた。これは周知の事実だ」と強(qiáng)調(diào)しました。

　耿報道官はさらに、中國が米國に提供した感染対策の支援物資を例に挙げて、ナバロ氏の言論に反駁しました。中國稅関の大まかな統(tǒng)計(jì)によりますと、3月1日から4月17日までに、中國は米國に対して、各種マスク18億6400萬枚、醫(yī)療用とその他の手袋2億5800萬組、醫(yī)療用防護(hù)服2919萬セット、保護(hù)メガネ313萬個を提供しているということです。（提供/CRI）