Record China 2020年7月22日(水) 0時10分
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19日、観察者網は、日本で新型コロナウイルスに感染し入院治療を受けた中國人留學生の経験談を紹介した。寫真はアベノマスク。
2020年7月19日、観察者網は、日本で新型コロナウイルスに感染し入院治療を受けた中國人の経験談を紹介した。以下はその概要。
7月1日に體溫を測ったら37.4度あり、體の痛みも出た。翌2日になっても體溫が37度以上あり、痛みも消えないほか、喉の炎癥で唾を飲むのも辛くなったため「これはまずい」と思い、近くの診療所に行った。診察時の體溫は36度臺で、嗅覚や味覚に異常はなかったが、喉の様子を見た醫(yī)師が異変を感じ、すぐにPCR検査を受けるよう保健所を紹介してくれた。
午後にPCR検査を受け、2日ほどで結果が出るとのことで帰宅した。その後體溫は高熱と平熱を繰り替えし、4日には36度臺にまで下がって落ち著いた。體も軽くなった気がしたが、保健所から電話がかかってきて陽性だったと伝えられた。
電話の中でこの數日間の行動と接觸者について質問を受けるとともに、入院の準備をするよう伝えられた。そして6日、病院が手配した車に乗って入院した。やってきた車は「完全武裝」していた。
入院後、體溫測定、CT撮影、採血などの検査を実施。醫(yī)師も看護師もプロフェッショナルでなおかつやさしく、時々冗談を言ってリラックスさせてくれた。検査の結果に基づき病室が手配されたが、豪華な1人部屋でありとあらゆるものがそろっていた。
日本での入院隔離治療は1~2週間となっている。自分のような軽癥者の主な治療方法は、隔離の中で食事をとり、十分に眠ることだった。病院からは毎日午前6時に起きて、午後10時に寢ることで十分な睡眠を確保するよう求められた。毎日定時に検溫し、脈拍と血圧を測定したが、薬の処方や點滴はなかった。軽癥者は、隔離措置が取られたうえで自分の免疫力がウイルスと戦うのだ。
1日3度の病院の「隔離食」は味もなかなかのもので、毎回殘さず食べた。量は少なそうに思えるが、実際の所は十分だった。
入院中は體溫が36度臺後半から37度臺前半を行き來した。9日には味覚が突然なくなり、消炎薬を処方されたが、次の日には戻っていた。それ以外に體の痛みはなく、回復している感じがした。ところが、順調ならあと少しで退院と言われた矢先に37.6度の熱が出た。その時には優(yōu)しい看護師のお姉さんが、氷のうを持ってきてくれた。
新型コロナの癥狀は繰り返し出やすいとのことで、その後もさらなる経過観察が行われ、15日にようやく退院の許可が出た。このころには身體狀況も落ち著いており、処方された薬を持って自分で荷物を持って病院を後にした。
ただ、退院後も自宅での隔離観察が必要だ。「退院は完全治癒ではなく、1カ月程度休養(yǎng)してようやく陰性になる。再び37.5度の熱が出たら、すぐに病院に連絡するように」と醫(yī)師から念を押された。まだ誰かを感染させる可能性があるだろうに、退院の際専用の通路などはなく、こういった點では日本は「ゆるい」なとも感じたのである。
以前は、疑わしい癥狀が出ても5日待つべし、とされてきたが、今回は病院に行って2日で検査結果が出た上、さらに2日で入院まで済んだ。しかも費用負擔はゼロ。當初に比べて、コロナに関する日本の病院のオペレーションもかなり進歩したようだ。(翻訳?編集/川尻)
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