2013年12月4日、環(huán)球時(shí)報(bào)の報(bào)道によると、香港メディア「アジア?タイムズ?オンライン」は2日、中國(guó)が防空識(shí)別圏を発表した時(shí)、米國(guó)という存在がなかったらどうなっていたかとする記事を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)では多くの人が、「米國(guó)がアジアで存在感を示していることで、中國(guó)の政治と経済の発展を阻害している。隣國(guó)の過(guò)激な言動(dòng)は米國(guó)という後ろ盾がいるからこそで、米國(guó)の支持がなければこれらの國(guó)はアジアにおいて重要な地位につく中國(guó)を受け入れる」と考えている。このような考えを持つ中國(guó)人は、米國(guó)が衰退し一刻も早くアジアから撤退することを願(yuàn)っているが、それは間違った考えだ。

中國(guó)人のこのような考えは、現(xiàn)代における國(guó)と國(guó)の関係性を理解しておらず、皇帝が支配する時(shí)代の古い思想のままである。仮に米國(guó)がアジアから撤退したとしても、全ての國(guó)が中國(guó)の覇権を認(rèn)めることはありえない。なぜなら、米國(guó)という抑止力がなければ、中國(guó)が公平で有効的に地域の問(wèn)題を解決するとはだれも信じないからだ。

防空識(shí)別圏を例に見(jiàn)てみると、米國(guó)の存在がなかったとしても、日本あるいはインド、ベトナム、ロシアのいずれかの國(guó)が中國(guó)に公然と抗議したことだろう。當(dāng)然中國(guó)は抗議した國(guó)に制裁を加えると考えられ、収拾がつかない局面に発展しやすい。これからも分かるように、このような狀況において米國(guó)の存在はアジアにとって重要で、その存在は中國(guó)を抑えるとともに中國(guó)を守っているといえる。米國(guó)が中國(guó)を必要とする以上に中國(guó)にとって米國(guó)は重要な存在である。

米國(guó)が中國(guó)の臺(tái)頭を抑え込みたいのなら、軍隊(duì)をアジアから撤退し、中國(guó)の周辺國(guó)に武器を輸出すれば事足りる。こうすれば、米國(guó)は數(shù)十億ドルの軍事費(fèi)を節(jié)約できるだけでなく、武器の輸出により懐も潤(rùn)う。米國(guó)の存在がなければ、アジアでは軍拡競(jìng)爭(zhēng)が勃発し、最終的に大規(guī)模な戦爭(zhēng)が起きる可能性もある。そうなればアジアから平和は消えうせるだろう。（翻訳?編集/內(nèi)山）