2020年6月1日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、新型コロナウイルス感染拡大の抑制ができていると考えられていた日本と韓國で感染者數(shù)のリバウンドが見られ、両國が第2波に警戒していることを報(bào)じた。

記事によると、新型コロナウイルス感染拡大の抑制ができていると考えられていた日本と韓國では経済活動(dòng)再開の計(jì)畫が立てられ、日本各地では5月25日に緊急事態(tài)宣言が解除され、韓國では27日から學(xué)校の授業(yè)を全面再開すると定めた。しかし、両國で感染が再び増加。韓國は學(xué)校の授業(yè)再開を延期し、日本の地方自治體は獨(dú)自の警報(bào)システムを?qū)毪工毪胜伞⒌?波に警戒しているという。

韓國教育部の発表によると、27日午後1時(shí)30分時(shí)點(diǎn)で561校が授業(yè)再開を見合わせたという。中央防疫対策本部が5月28日0時(shí)から6月1日0時(shí)までに発表したデータでは、この5日間に韓國でそれぞれ79人、58人、39人、27人、35人の感染者が新たに確認(rèn)された。うち28日0時(shí)に報(bào)告された新規(guī)感染者數(shù)は79人で、ここ2カ月で最高となった。

続いて記事は、環(huán)球網(wǎng)が韓國?聯(lián)合ニュースを引用した記事によると、ソウル近郊の富川（プチョン）市にある物流センターで新型コロナウイルスの集団感染が発生し、感染者急増に直接影響を與えたと紹介した。物流センターに関連した感染が急速に広がっており、短時(shí)間で感染が拡大を続ける可能性が高いという。

また記事は、日本の全國を?qū)澫螭摔筏烤o急事態(tài)宣言解除後も集団感染が発生していると伝えた。日本放送協(xié)會(huì)（NHK）によると、日本では5月31日午後8時(shí)35分までに35人の感染が新たに確認(rèn)され、うち福岡県の北九州市で確認(rèn)された12人のうち4人は小學(xué)校の児童で、同小學(xué)校の累計(jì)感染者數(shù)は5人に達(dá)したと紹介した。

さらに、中國メディアの海外網(wǎng)によると、北九州市では醫(yī)療センター、総合病院、老人ホームなどの施設(shè)で集団感染が発生していると紹介。このほか、小中學(xué)校や特別支援學(xué)校など計(jì)5校で教師と児童および生徒の感染が確認(rèn)され、現(xiàn)在閉鎖措置が取られているという。

新華社は28日、感染者數(shù)のリバウンドを防ぐため、東京都は感染拡大狀況が指標(biāo)を超えた場合に都民に警戒警報(bào)「東京アラート」を獨(dú)自に発令する仕組みを作ったと紹介した。福岡県知事は北九州市民に対し、不要不急の外出自粛を呼びかけた。

記事は、米ジョンズ?ホプキンス大學(xué)が発表した新型コロナウイルス感染者數(shù)は、日本時(shí)間6月1日午後6時(shí)32分現(xiàn)在、日本の累計(jì)感染者數(shù)は1萬6770人、累計(jì)死者數(shù)は899人、韓國の累計(jì)感染者數(shù)は1萬1503人、累計(jì)死者數(shù)は271人だと伝えた。（翻訳?編集/多部）