2020年4月23日、米華字メディア?多維新聞は、米國(guó)で新型コロナウイルスによる最初の死者が発生したとされる時(shí)間が大幅に前倒しされたことで、流行初期に新型ウイルス肺炎がインフルエンザと誤診されていた可能性をめぐる議論が起きていると報(bào)じた。

記事は、米紙サンフランシスコ?クロニクルの22日付報(bào)道として、カリフォルニア州サンタクララで21日に2～3月に自宅で死亡した市民3人を解剖した結(jié)果が発表され、生前に新型コロナウイルスに感染していたことが判明したと紹介。これにより、2月29日とされていた米國(guó)初の新型コロナウイルスによる死者の発生時(shí)期は同6日に前倒しされることになり、死者である女性は1月初めにすでに感染していた可能性が高いとみられると伝えた。

そして、現(xiàn)地衛(wèi)生當(dāng)局の責(zé)任者が「詳細(xì)は調(diào)査中だが、解剖した3人は生前に地域コミュニティーで感染していたようで、具體的な感染源を特定することはできない。3人は死亡前に國(guó)外に出ておらず、他の感染者との接觸もなかった。これは、われわれがウイルスを認(rèn)知するよりもさらに早い時(shí)期に、われわれのコミュニティーにウイルスが伝染し始めていた可能性が高いことを示す」としたほか、3人の例は氷山の一角である可能性も高いとの考えを示したことを紹介している。

記事は、3人がいずれもインフルエンザのピーク期に死亡しており、同様にインフルエンザに似た癥狀を呈して死亡した人の調(diào)査は行われてこなかったとした。そして、多くの公衆(zhòng)衛(wèi)生専門家が「早い時(shí)期に新型ウイルスで死亡した多くの人がインフルエンザで亡くなったと認(rèn)識(shí)されてきた」と推測(cè)していることを伝えた。（翻訳?編集/川尻）