2020年4月23日、韓國?ソウル新聞は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、同國の今年第1四半期（1～3月）の民間消費(fèi)が、1998年のアジア通貨危機(jī)以降、22年ぶりに大幅に落ち込んだと報(bào)じた。

記事によると、第1四半期の民間消費(fèi)は前期比6．4％減少し、アジア通貨危機(jī)の1998年の第1四半期（マイナス13．8％）以降、最も低かった。過去4年間（2016～19年）の民間消費(fèi)の前期比増減率はマイナス0．3～1．3％程度で、変化幅は大きくなく、記事は「それだけ『新型コロナ発』の消費(fèi)の影響が大きかったということだ」と指摘している。

消費(fèi)が急減したことで飲食、宿泊などのサービス業(yè)も前期比2％減少。減少幅は、1998年のアジア通貨危機(jī)の第1四半期（マイナス6．2％）以降、最も大きかった。特に運(yùn)輸業(yè)は、飛行機(jī)の利用客の減少や、移動を自粛する社會の雰囲気もあり、マイナス12．6％と大幅に減少した。業(yè)種別では、新型コロナの影響の直撃を受けた飲食店、ホテルなどが含まれる「卸小売り?宿泊飲食業(yè)」は、マイナス6．5％だった。

記事は「第2四半期（4～6月）に消費(fèi)が持ち直しても、新型コロナのパンデミック（世界的大流行）による輸出減少などで成長率の回復(fù)は難しいと見られる」と指摘。檀國（タングク）大學(xué)のカン?ミョンホ教授は「韓國経済は対外依存度が高い點(diǎn)を考えると、新型コロナの影響は第2～4四半期にさらに深刻になりかねない。今年の成長率は當(dāng)然マイナスとなるだろう」と話しているという。

これに、韓國のネットユーザーからは、「食べ物以外には全くお金を使っていない」「自営業(yè)者が心配だ」「外食するのが好きだけれど、新型コロナに感染しそうで行くことができない」「海外もオールストップしているから輸出ができないし、物も入って來ない」などと、深刻な狀況をうかがわせるコメントが多く寄せられている。

一方、「韓國は他國に比べて危機(jī)に強(qiáng)い?？朔扦毪悉骸埂袱长螭薁顩rだけれど、大型連休のリゾートホテルはどこも満室だよ」などと希望が持てそうなコメントも。

その他、「今も苦しいけれど、ここからが始まりだ」「今は現(xiàn)金を使う時でなく貯蓄する時だ」「既存の産業(yè)を継続してうまくいくだろうか。新たな産業(yè)を生み出す必要がある」「在宅勤務(wù)のための事務(wù)用機(jī)器など、これまでと異なる生活環(huán)境下で使うようになった物を提供する産業(yè)が成長するといい」などといった聲も上がっている。（翻訳?編集/関）