2020年4月24日、中國紙?経済參考報(bào)は、日本では中古車の人気が高いと伝え、その理由について分析する記事を掲載した。

記事は、「昨年の日本の自動(dòng)車市場では新車販売臺數(shù)が約520萬臺にとどまった」と紹介?！附辍⑷毡兢涡萝囏湁婴系兔预筏皮い搿工葋护?、その原因には若者の車離れがあるほか、若者は中古車を買う傾向が強(qiáng)いことにあると分析した。

日本の自動(dòng)車市場規(guī)模は、1990年代のバブル経済崩壊と長期にわたる少子化で小さくなってきていると記事は指摘?！?0年前は新車の年間販売臺數(shù)が700萬～800萬臺だったのが、今では500萬臺前後であり、ひいては多くの海外大手が東京モーターショーを避けて中國市場に力を入れるようになっている」と伝えた。

また、「日本の新成人數(shù)は1990年代初期に約200萬人だったのが今では約120萬人に減少した」と紹介。これに加えて、若者の平均収入は何年も上昇していないこと、非正規(guī)雇用が増加していること、「草食系」や「低欲望社會(huì)」などが今の日本の若者を表す言葉になっていると指摘している。

こうした背景のため、「自動(dòng)車は若者にとって魅力的なものとはなっておらず、特に都市部の若者にその傾向が強(qiáng)い」と記事は分析。自動(dòng)車の維持費(fèi)も安くはなく、「東京では駐車場代で少なくとも月に3萬円は必要」と紹介した。さらに都市部は公共交通が便利でレンタカーもあり、自動(dòng)車が身分の象徴ではなくなっているため、「若者の自動(dòng)車離れは社會(huì)現(xiàn)象の1つになっている」と論じた。

とはいえ、日本は成熟した車社會(huì)であり、自動(dòng)車運(yùn)転免許証の保有率は高いと記事は指摘。ソニー損保が新成人を?qū)澫螭诵肖盲空{(diào)査によると、運(yùn)転免許の保有率は56％を越えており、約15％の若者はマイカーを保有していて、平均購入予算は184萬円だったと伝えた。

自動(dòng)車を購入しない若者の理由としては、必要性を感じていないほか、購入費(fèi)用や維持費(fèi)の高さなどがあるが、「自動(dòng)車を購入する若者の中には中古車に目を向ける人も少なくない」と記事は紹介。その「コストパフォーマンスの高さ」にも言及した。

記事は、日本の中古車には厳格な検査制度などがあると指摘した上で、「基準(zhǔn)に達(dá)しない事故車や水沒車は日本の中古車市場へは流入しない。事故車や水沒車を販売する場合は消費(fèi)者にその事実を知らせる必要がある」と紹介。事実を隠して販売したことが発覚すれば信用を失うことに言及し、「正規(guī)の中古車販売業(yè)者が消費(fèi)者をだますことはない」と伝えた。

そして記事は、「日本の消費(fèi)者は中古車購入時(shí)に心配しなくて済む」とし、日本の中古車市場は信用できて透明性のある市場環(huán)境であるため、「基本的に人を陥れる現(xiàn)象は存在しない。中古車は若者を含むすべての年齢層に人気がある」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）