米マイクロソフト創(chuàng)業(yè)者のビル?ゲイツ氏は26日（現(xiàn)地時間）、米CNNテレビのインタビューに応じ、新型コロナウイルスをめぐる同氏の見解を語った。

ゲイツ氏が妻と共に創(chuàng)設(shè)したビル＆メリンダ?ゲイツ財(cái)団は新型コロナウイルス用ワクチンの開発に対して資金援助を行っているが、ゲイツ氏は「ワクチンの開発時間を縮めるのは非常に難しい。もしすべてがうまくいけば、1年以內(nèi)には量産できるようになる。2年かかる可能性もある」と発言。アナウンサーが「比較的短い時間でワクチンを完成させる自信はあるか？」と聞くと、ゲイツ氏は「いいえ」と答えた。

また、新型コロナウイルスのパンデミックは中國の責(zé)任だとする、いわゆる「中國責(zé)任論」については、「今はその話を持ち出す時ではない。なぜなら、われわれが今やらなければならないことには何の役にも立たないと思われるからだ。中國は新型コロナウイルスの発生以來、多くの正しいことをした」「悲しいのは、新型コロナウイルスにうまく対応できると思われていた米國が、特にひどい対応をしたことだが、今はそのことを話す時ではない」「『中國責(zé)任論』は一種の妨害で、この中には多くの不正確なことや不公平なことが含まれている。今はまだこうしたことについて話す時ではない」などと語った。

中國メディアの頭條新聞が中國版ツイッター?微博（ウェイボー）でこれを伝えると、中國のネットユーザーからは「理解者だ」「これこそ良識のある実業(yè)家だ」「なぜゲイツ氏は米國の大統(tǒng)領(lǐng)選挙に立候補(bǔ)しないの？！」「中國共産黨に入って」などと肯定的な聲が寄せられた。

また、「ゲイツ氏は決して根本的な否定はしていない」「先に米國の新型コロナウイルスの流行を落ち著かせてから（中國責(zé)任論について）話そうと言っている」などと指摘する聲も多く上がっているが、「彼は米國人だ。當(dāng)然、中國の立場に立って話すことは不可能だ」「中立的な態(tài)度を取ったことはすでに素晴らしい」「十分だ」などとゲイツ氏の態(tài)度に理解を示すユーザーもいる。（翻訳?編集/毛利）