2013年12月6日、31歳になる女性教師の陸（ルー）さんの家族は最近、心配でならない。一年余り前に離婚した陸さんは、なかなか気に入った相手が見つからず、焦りの気持ちに悩まされている。最近は留學(xué)して環(huán)境を変えたいなどとも言い出したが、家族は斷固として反対している。湖北省のニュースサイト?荊楚網(wǎng)が伝えた。

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記者の調(diào)査によると、短い結(jié)婚生活の後で離婚し、子供もいない陸さんのような人は増えつつあり、こうした人の年齢は低まり、高學(xué)歴者の割合も拡大する傾向にある。

▽お見合いは失敗続き、海外留學(xué)は「逃げ」の一手？

武漢市黃陂區(qū)に住む女性、章（ジャン）さんは、娘の結(jié)婚のことで大いに悩んでいる。娘の陸さんは今年31歳の大學(xué)教師で、昨年、一年の短い結(jié)婚生活にピリオドを打って離婚した。子供はまだいない。離婚後、家族はさまざまなつながりを利用してお見合い相手を探したが、陸さんの厳しい條件に合う人はなかなか見つからない。學(xué)歴や収入、仕事のステイタスは自分よりも高く、年齢は10歳以上の年上はNG、離婚経験者は認(rèn)めるが、子供が付いてくるのは嫌だ、という。

章さんによると、娘は何度かお見合いをしたもののどれも成功しなかった。學(xué)歴や収入が気に入らなかったり、男性の家族に反対されたり、離婚経験者の男性を子供がいるからと斷ってしまったりした。「短い結(jié)婚経験のある女性は、年齢が高い獨(dú)身女性よりも相手探しが難しい」と章さんはため息をつく。

數(shù)日前、陸さんは海外で2年ほど留學(xué)して環(huán)境を換えたい、もしかしたら出會いがあるかもしれない、と言い出した。あわてた章さんは血相を変えて反対した?！袱猡θ簸胜い螭坤?、今は結(jié)婚して子供を産むことが先決でしょ。外國に逃げてどのくらい隠れているつもりなの！」母娘二人は喧嘩になってしまった。

▽短い結(jié)婚生活での離婚が急増、低年齢化も

武漢市內(nèi)の多くのお見合いコーナーや結(jié)婚相談所、獨(dú)身者クラブでは、陸さんのように短い結(jié)婚歴があるが子供はいないという人が増えている。ある結(jié)婚相談所の擔(dān)當(dāng)者によると、數(shù)年前まではこうした會員は10人に1人いるかいないかだったのが、現(xiàn)在は大體2人くらいに増え、80年代以降の生まれの若者が多くを占めている。

別の結(jié)婚相談所では、短い結(jié)婚歴はあるが子供はいないという會員のうち、高學(xué)歴や高収入の人が占める割合は普通よりも明らかに多く、女性は男性よりもはるかに多いという。またある獨(dú)身クラブは最近、こうした會員専用のQQチャットグループを作った。同じ問題を抱えている人なら相手のことを理解しやすいという聲が上がったためだ。

記者の調(diào)べによると、こうした短い結(jié)婚生活での離婚の原因としては、思いやり不足や遠(yuǎn)距離結(jié)婚、キャリアのズレなどが挙げられる。ある結(jié)婚コンサルタントは、「結(jié)婚しても心は獨(dú)身という夫婦は少なくない。離婚してすぐ同じ相手と再婚し、また離婚を考えているという若いカップルの相談に応じたこともある」と語る。

▽自分に枠にはめず、勇気をもって再スタートを

「短い結(jié)婚歴がある人、特に條件の恵まれた女性は、結(jié)婚相手を探すのが確かに難しい狀況になっています」。武漢市のある結(jié)婚相談所の擔(dān)當(dāng)者の分析によると、女性は相手に高い條件を求めることが多いが、これは交友範(fàn)囲を狹めてしまうだけではなく、自分の心に枠をはめてしまうことにもなる。また離婚して子供のいない男性は、同じ境遇の女性よりも相手を探しやすいとは言え、性格に問題があるなどのレッテルを貼られてしまうことも多い。「伝統(tǒng)的な社會観念がこうした問題の背景となっています」。

婚姻家庭コンサルタントの賈洪武（ジア?ホンウー）さんによると、短い結(jié)婚生活の後の離婚は、長い人生の道のりにおける一度の挫折にすぎず、あまり重く受け止めるべきではない。勇気を持ってその影から抜け出し、自分に合った相手の條件を考え、相手の人となりや二人の相性を重視して新たにスタートする必要がある。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/ MA?編集/武藤）