2020年4月27日、中國商務新聞網(wǎng)は、新型コロナウイルス感染による打撃を受けた韓國の一部大手企業(yè)が、今年第1四半期（1～3月期）に予測を大きく上回る業(yè)績をあげたと報じた。

記事は、24日現(xiàn)在で今年第1四半期の業(yè)績を発表したKOSPI、KOSDAQ上場企業(yè)のうち市場予測が出ていた35社について、21社の業(yè)者が予測を上回ったと紹介。中でも全體の営業(yè)利益の40％を占める企業(yè)14社が市場予測を10％以上上回る営業(yè)利益を出す「サプライズ業(yè)績」となったとしている。

また、サムスン電子の第1四半期の営業(yè)利益が6兆4000億ウォン（約5600億円）で各証券會社の平均予測6兆1000億ウォン（約5300億円）を3．77％、SKハイニックスも8003億ウォン（約700億円）と予測の5070億ウォン（約440億円）を57．85％いずれも上回ったとし、その背景にはメモリチップ価格の上昇によって新型ウイルスの影響が打ち消されたことがあると伝えた。

さらに、LG HuasysやLG生活健康は原材料価格の下落と衛(wèi)生用品需要の高まりで業(yè)績を伸ばし、Naverも決済やショッピングなど非接觸関連分野が好調(diào)で、予測より約14％高い業(yè)績を殘したと紹介している。

一方で、証券業(yè)界関係者からは「新型ウイルスによる影響はまだ完全には現(xiàn)れておらず、感染の長期化やこれに伴う世界的な需要の縮小を考えると、今年の四半期業(yè)績予測はさらに引き下げることになるだろう」との見方が出ていると伝えた。（翻訳?編集/川尻）