2020年4月28日、仏國際放送局RFIは、中國にあるドイツ系企業(yè)の多くが営業(yè)を再開したと報じた。

記事は、新型コロナウイルス感染のピークが収まった中國では各業(yè)界において経済活動が再開し始めており、ドイツ系企業(yè)約8000社の大部分も営業(yè)を再開したと紹介。ドイツ商工會華南事務(wù)所の関係者が「中國政府が経済の回復(fù)を望んでいることは明らかだ」と語る一方で、営業(yè)活動が正?；工霑r期の予測については、3カ月以內(nèi)から今年末までと、企業(yè)によって見解に幅が出ていることを伝えた。

そのうえで、ドイツのテレビ局が報じた広東省深セン市のドイツ系コーヒーメーカー製造企業(yè)の事例を取り上げている。

2008年から中國に拠點を設(shè)け、主に歐州や日本向けに販売していたこの企業(yè)は1月末から中國での生産が滯り始め、その後深セン市西部の工場を一時休業(yè)せざるを得なくなった。2月19日に生産を再開したものの、春節(jié)で帰省した従業(yè)員350人がなかなか戻って來られず、戻った後も當(dāng)局から滯在歴の確認(rèn)や一部地域からの帰還者に対する14日間の隔離を指示されるなど、完全な操業(yè)再開に向けて種々の困難が伴ったようだ。

この企業(yè)の責(zé)任者は「従業(yè)員の行動を漏れなく調(diào)査し、その結(jié)果を電話會社の位置情報と突き合わせる。このようなことは、ドイツでは絶対に考えられないし、できたとしても各個人の同意が必要だ。しかし、中國ではそれができるのだ」と語っているという。

記事は、この企業(yè)では現(xiàn)在もなお一部部品の供給が受けられない狀況ながらも、350人の従業(yè)員はほぼ全員持ち場に戻ったと紹介。責(zé)任者が「私たちにとって最悪の時期はもう過ぎた。再び走り始める」と述べたことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）