2013年12月8日、韓國國防部は韓國の防空識別圏を、離於島（イオド。中國名：蘇巖礁）、馬羅島（マラド）、紅島（ホンド）の上空まで拡大する方針を正式に発表した。米華字メディア?多維新聞が伝えた。

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韓國?聯(lián)合ニュースは、韓國の防空識別圏の南方への拡大は、日中韓3カ國の緊張を高めないことに配慮した上で行われたものだと報じた。韓國國立外交院の金賢旭教授は「日米中の関心は韓國に置かれていない。米國は、日中間に仲裁に入るという態(tài)度だった。そのため、韓國の防空識別圏拡大も黙認するだろう」としている。

中央日報は、慶熙大學(xué)の姜暁栢教授の話を引用して、「現(xiàn)在、日中韓3カ國は互いにけん制し合っている。韓國が防空識別圏を拡大するチャンスだ」と伝えた。同教授は「3カ國の防空識別圏が重なるのは必然?，F(xiàn)在の狀況から言えば、米國はすでにこの問題を『危機管理』を中心とした長期的課題ととらえている」とした。

また、米高官は「中國はバイデン副大統(tǒng)領(lǐng)が訪中した際、一貫して防空識別圏の問題で譲らないという態(tài)度を表明し、米國は政策を調(diào)整せざるを得なくなった」と明かす。バイデン副大統(tǒng)領(lǐng)が日中間での危機管理システムの構(gòu)築を提言したことは、事実上、中國の防空識別圏を黙認したことになるだろう。（翻訳?編集/北田）