「百年の計(jì)と言えば、教育がその根本であり、教育の計(jì)と言えば、教師がその根本である」とよく言われています。中國共産黨第十八回全國代表大會が開催されて以降、習(xí)近平中國共産黨中央委員會総書記は何度もキャンパスを訪れて、教育関係者らを慰問し、教師らに大きな期待を示しました。習(xí)総書記は、「今日の學(xué)生は未來の中華民族の復(fù)興という偉大な夢を?qū)g現(xiàn)させる主力軍である。そして、教師らは、この中華民族の『夢のチーム』を作る人間であり、『夢をつくる』人たちだと言えるだろう」と語りました。

　2002年、18歳の馬影翠さんは師範(fàn)大學(xué)を卒業(yè)後、自分の母校である重慶市石柱県中益郷小學(xué)校で教鞭をとるようになりました。

　生徒らと話す馬影翠さん

　1936年に創(chuàng)設(shè)された中益郷小學(xué)校は奧地に住む子供たちの成長を見守ってきました。馬さんが子供の頃の小學(xué)校は、山間の地にある土で作られた校舎でしたが、今では五階建ての教室棟があるほか、広々とした運(yùn)動場や図書室、音楽室、コンピューター室などが備えられています。

　去年4月15日、習(xí)総書記が重慶市を視察した際、最初に訪れたのは中益郷小學(xué)校で、貧困地區(qū)の子供たちの教育保障について調(diào)査、研究しました。

　中益郷小學(xué)校の見學(xué)中に習(xí)総書記は、「子供を苦しめてはいけない。貧困の子供たちに教育を受けさせるべきだ。貧困地區(qū)の子供たちは學(xué)校に行き、幸せで楽しい子供時(shí)代を送るべきである」と強(qiáng)調(diào)しました?，F(xiàn)在は、楽しい子供時(shí)代はすでにこの目で、この耳で確かめることができます。

　2015年9月、劉軼さんを含めた45名の貴州小學(xué)校の教師らは、習(xí)総書記に手紙を送りました。彼らは手紙の中で、「貧困地區(qū)の教育はやることがたくさんある。すべての子供へ活気に溢れた教育を受けさせ、すべての子供が夢を抱いてより高くより遠(yuǎn)くまで飛んでいけるようにさせるべきだ。より多くの子供たちが山奧から歩き出せるようにし、輝かしい人生を持つチャンスを與えるべきだ」と記しました。

　習(xí)総書記は返事の手紙の中で、「貧困撲滅活動では、子供たちの教育に力を入れるべきだ。貧困地區(qū)の子供たちに良好な教育を受けさせることは、貧困撲滅と開発の重要な任務(wù)の一つであり、貧困者の後継者らが貧困を繰り返すことを遮斷する重要な方法でもある」と指摘しました。その上で、西部に根を下ろして、學(xué)生たちに奉仕するよう激勵(lì)しました。

　また、習(xí)総書記はこのほど、陝西省を視察した際、わざわざ西安交通大學(xué)西遷博物館を訪れ、人々に感動をもたらす歴史を回顧しました。20世紀(jì)の1950年代、西部の建設(shè)を支援するという黨中央の呼びかけに応え、交通大學(xué)の教師や職員らは賑やかな都市?上海から古都?西安に引っ越して、祖國の北西部に根を下ろし、西部の発展と國の建設(shè)のために多くの人材を育成しました。

　この歴史を振り返った習(xí)総書記は、「『西へ移る精神』の核心は愛國主義である。黨の指揮に従って動き、黨や祖國、民族や人民と共に呼吸を合わせ、運(yùn)命を共にするのがその精髄である。深い現(xiàn)実的意義と歴史的意義がある」と指摘しました。（提供/CRI）