韓國は防空識別圏拡大で利益に預(yù)かろうとしている―中國紙

Record China    2013年12月9日(月) 13時3分

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9日、環(huán)球時報は「韓國は防空識別圏拡大で利益に預(yù)かろうとしている」と題した社説を掲載した。

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2013年12月9日、環(huán)球時報は「韓國は防空識別圏拡大で利益に預(yù)かろうとしている」と題した社説を掲載した。以下はその概要。

その他の寫真

韓國は8日、防空識別圏の拡大を宣言した。拡大後の識別圏には中國と管轄権を爭う離於島(イオド、中國名:蘇巖礁)が含まれ、中國が設(shè)定した識別圏と一部重複している。

韓國は公海上の暗礁?離於島の上に単獨で海洋科學(xué)基地を設(shè)置した。中國と韓國は互いに自國の排他的経済水域(EEZ)に屬すと主張してきたが、管轄権に関する進展はなく、両國は爭議を脇に置くという対応を取ってきた。

韓國は、中國と日本が識別圏重複をめぐって対立するこの時期に、自國の識別圏を拡大した。そこには戦略的意義はなく、戦術(shù)的利益に預(yù)かりたいだけだ。韓國は外交舞臺で「負けず嫌い」な態(tài)度を見せたがるが、いつも米國と日本の間で小さな駆け引きを行い、小利を得ようとしているにすぎない。

離於島は暗礁であり、どの國の領(lǐng)土でもない。しかし韓國は島だと主張し、科學(xué)基地という恒久的な建築物を建て、排他的経済水域をめぐる中國との爭いのカードを増やそうと企んでいる。

韓國は防空識別圏を「骨を折ることなく」拡大した。中國が受けた対応とは大違いだ。中國による防空識別圏設(shè)定は、東アジアの大國間の行動規(guī)則を変えるものだと見なされている。今後、中國が取る措置の多くは、戦略的観點から他國に分析されることになるであろう。

こうした時期に、中國は韓國と爭うことはしないだろう。しかし中國の民意はこうした行動を取る韓國を好まない。大國が林立する北東アジアにおいて韓國空軍は「儀仗隊」のようなものであるが、韓國による防空識別圏は現(xiàn)実においては軍事的意義を持たないものだ。

韓國の外交戦略は近年、方針がはっきりせず揺れてきたが、最終的には戦術(shù)的な実用主義に固まったようだ。北東アジア情勢に日本と中國しか存在しないのであれば、韓國は間違いなく中國を選ぶであろう。しかし日本の背後には米國がいる。そこで迷いが生じている。米國も中國も強大な実力を持ち、北朝鮮も中國と特殊な関係にあることから、韓國は一方では米國との同盟を維持し、一方では中國との関係発展に努め、北朝鮮に対しては、今日は機嫌をうかがい、明日は威圧するといった態(tài)度を取っている。

韓國が日本と異なるのは、韓國社會の民族主義は中國を傷つける力を持たないことだ。韓國が中國との関係においてレールを外れようとするなら、そのことによってもたらされる悪い結(jié)果を考慮に入れなければならない。中國は経済や朝鮮半島外交において「てこを動かす」ことができるのだから。

中國は韓國の利益を尊重している。韓國は中國が重點的に友好関係を発展させようとしている國でもある。韓國は中國の善意に応え、中國に対し度を過ぎた行動を取るべきではない。そうすることが、両國政府の協(xié)力を促すだけでなく、中國社會において高い評価を得ることにつながるのだ。(翻訳?編集/NY)

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