中國経済網(wǎng)はこのほど、新型コロナウイルスの感染拡大により、韓國では2020年に3萬軒の飲食店が閉店したと報(bào)じた。

記事は、新型コロナウイルスの影響により韓國の飲食業(yè)が大打撃を受けており、特に店內(nèi)飲食による売り上げに依存している小規(guī)模飲食店に対するダメージが大きくなっていると紹介。韓國飲食業(yè)協(xié)會(huì)の統(tǒng)計(jì)では、全國の會(huì)員店舗42萬軒のうち、20年1～9月に3萬軒が閉店に追いやられたことが明らかになっていると伝えた。

そして、韓國飲食業(yè)界の景気を見るバロメーターと稱されているソウルの韓國最大級の廚房用品市場では、経営者から「ここ數(shù)カ月は、中古用品が入荷するばかりでほとんど売れず、もはや置き場がないほど在庫が膨らんでいる」との聲が聞かれたとし、閉店する飲食店が多い一方で新規(guī)開店する店舗も非常に少ない狀況がうかがえ、中古の廚房用品業(yè)者もすでに「開店休業(yè)」の狀態(tài)になっており、経営危機(jī)に直面していると紹介した。

一方で、飲食業(yè)を取り巻く業(yè)界で唯一繁盛しているのが裝飾企業(yè)であり、閉店した店舗の裝飾や設(shè)備の解體で引く手あまたになっているとし、ある企業(yè)の擔(dān)當(dāng)者が「以前は月平均50件程度だった問い合わせがここ數(shù)か月は150件を超えている」と語ったことを伝えている。

記事は、感染が再び拡大し始めた韓國では1月3日までの年末年始期間中、全國の飲食店で5人以上の同卓による食事が禁止され、首都圏では営業(yè)時(shí)間が午後9時(shí)までに規(guī)制されており、飲食業(yè)界にとっては「泣きっ面に蜂」の狀況であると紹介。この苦境を何とかはねのけるべく、多くの店舗がデリバリーサービスに乗り出しており、夜に営業(yè)するバーさえもが晝間の配達(dá)業(yè)務(wù)を開始するなどの動(dòng)きを見せていると報(bào)じた。（翻訳?編集/川尻）